クイーンズタウンからマウントクックへは日帰りでも観光に出かけることができます。12月4日の快晴の日にそのマウントクックへとクイーンズタウンから往復してきました。この行程をグレイトサイツ社、もしくはJTBが行うMybusの観光乗合バスが通る行程と比較してみます。レンタカーや専用車ツアーに参加すると乗合観光バスが停まらないところも一日の中で見て回れたりするし、マウントクックでの自由時間がもちろん増やすことができます。
ニュージーランドの最高峰であるマウントクックには夏のシーズン中はたくさんの日本人ハイカーが訪れますが、実はこのマウントクックに訪れる人はここに泊まらずに日中立ち寄るだけで宿泊するのはクイーンズタウンやテカポ、ワナカやクライストチャーチであったりするのが大半ということです。マウントクックに停まれる宿泊施設が少ないこととハーミテージホテルはかなり高額な宿泊料金ということから特にハイキングを目的ではない海外からの観光客はマウントクックには立ち寄るだけとするパターンが多いようです。
(レンタカーや専用車ツアーでマウントクックに日中立ち寄るだけでも2時間から3時間半ほどのハイキングは楽しめます。ケアポイントまでなら往復1時間半~2時間ほど。人気のフッカーバレーでもレンタカーなどであれば出発場所をキャンプ場からにすれば3時間で往復も可能です。)
(マウントクックでの最近人気のアクティビティーはグレイシャーエクスプローラーというタスマン氷河湖の上をボートで遊覧するツアーがあります。このツアーの所要時間は2時間半。マウントクックに日中立ち寄るだけ、または日帰りの行程を考える際にはお勧めの現地ツアーです。しかしグレイトサイツ社の定期路線観光バスを利用する際はマウントクックでの滞在時間が45分から2時間弱なのでこれらの現地ツアーやハイキングには少し時間が足りないことになるでしょう。)
(特にマウントクックではハイキングや現地ツアーに興味がない場合は、お昼時にマウントクックに立ち寄りこのハーミテージホテルのカフェでランチを取るだけでもいいかも知れません。晴れていればこのような素敵な景色を見ながらランチタイムを過ごすことができます。)
(12月4日は午前中快晴に恵まれ、夏の日差しがきつい=瞬く間に日焼けをしてしまう日になりましたが、ケアポイントの見晴らし台からはこのような素晴らしいパノラマを楽しめました。このような快晴の日は切り立った山肌から崩れ落ちてくる雪崩の音を何度も聞くことになります。)
(グレイトサイツ社の定期路線観光バスやJTBマイバスでもマウントクックへの途中見られるプカキ湖を見晴らすピーターズルックアウトに立ち寄ります。12月4日に立ち寄った際は風がなくこのプカキ湖が大きな鏡の湖状態になっているのが見られました。)
(定期観光路線バスではクイーンズタウンとマウントクックの途中必ず通るリンディス峠はどうしても素通りしてしましますが、ここの風景もニュージーランドらしい風景が見晴らせるところなのでレンタカーなどで周遊する際は是非停まって見ると面白いでしょう。)
(ここもマウントクックへの定期路線観光バスなどは停まらないところですが、マウントクックとOmaramaという村の間にあるサーモンの養殖場。ここでは取れたてのサーモンの刺身やスモークサーモンの切り身、そして50-60cmほどの一匹丸ごとのサーモンを買うことができます。)
(このサーモンの養殖所では養殖されているサーモンに餌付けも無料で楽しめます。マウントクックへの日帰りレンタカー観光などでは帰りがけに立ち寄られるといいと思います。)