ミルフォードサウンドには一年中訪れることができるけど3月、4月そして5月の上旬ぐらいまでに訪れてもまた楽しめます。ニュージーランドでの暦では秋に当たるこの3ヶ月では海外からの観光客も少なくなって静かなミルフォードサウンドのクルーズなどが楽しめます。
今年は3月末がイースターに当たりますが、その時期だけを外せばニュージーランドの景勝地No.1とも言われるミルフォードサウンドへの道のりもレンタカーや観光バスなどの往来が真夏の時期より減ることになります。その分見どころとなるミルフォードサウンドまでの道のりに出てくるミラーレイクなどのカメラストップなどでは静かにその景観を眺めることが出来ます。
5月中旬ぐらいからは氷河によって削り取られた谷底までには日中でも太陽の陽が当たらなくなって、霜が凍りつく場所が多くなります。その道路までには積雪は冬でも余り無いのだけど、この凍結はミルフォードサウンドまでの道のりをレンタカーなどでの走るときの最大の注意事項になって行きます。だから5月上旬ぐらいまではレンタカーでもこの交通量の減ったミルフォードサウンドまでの道のりを気楽に楽しみながら走っていけます。
(3月19日朝9:00のミルフォードサウンドまでにいたる途中のカメラスポットのミラーレイク。この日は本当に完璧なミラーレイクでした。カモが水面を揺らすことなく、風も無く、雨も降っていない、とてもとてもきれいな湖面を観光客が少ない中を眺めることができました。)
(ミルフォードサウンドの入り江を眺めることの可能な遊歩道の先にはイースターの時期に必ず咲く、小さなランが咲いています。その名もイースター・オーキッド。多くの人はマイターピークなどの景観ばかり気になって、原生林の中の遊歩道の直ぐそばに生い茂る苔むした大きなブナの木の幹から垂れ下がるように着生しているこの白い花のランを見逃します。)
(3月19日のミルフォードサウンドは風も緩やかで最高気温は19℃まで上がり、そして快晴に恵まれ気分爽快のひと時を過ごせました。)