3月に入ってもまだまだ残暑が続くような快晴で暑い日がクイーンズタウンは続いています。それでも今年も秋の収穫の時期が始まろうとしています。クイーンズタウンの郊外には世界的にも名高い赤ワイン;ピノノワールの産地、ギブストンバレーがあり、そこで今週末の3月16日にハーベストフェスティバルから今年は名前が変わってギブストン・ワイン&フードフェスティバル;http://gibbstonwineandfood.co.nz/が開催されます。
毎年ギブストンバレーにある小規模のブティックワイナリーが寄り集まって収穫の時期を迎える前に味覚のフェスティバルが行われてきましたが、今年はワイン&フードフェスティバルと名前を代えてマウント・ローザワイナリーとブレナン・ワインがホストワイナリーとして会場となります。
この日はクイーンズタウンからも送迎バスサービスが行われるので、いつもはワインツアーなどに参加していくつかのワイナリーを巡るか、車の運転のことを気にかけながらティスティング巡りをしなければならなかったのが一箇所に12ものワイナリーが集まって飲み比べができる貴重な日になります。この12のワイナリーには観光地とも有名なギブストンバレーワイナリーを始めワイン通には世界的にもその名前が知れ渡っているPeregrineやValliVinyardsも含まれます。
この3月16日には惜しくもクイーンズタウンには滞在していない人もこれから5月上旬ぐらいまでにクイーンズタウンを訪れる予定の人は是非このギブストンバレーを含めるワイナリー地帯であるセントラルオタゴ地方(クロムウェル、バノックバーン、そしてワナカ)を訪れるようお勧めします。来る4月、5月が収穫の時期に入りますが、黄色、オレンジに色づいた葉っぱやたわわに実った黒ぶどうの色合いもとても景観的にはきれいに楽しめる時期になり、そんなぶどう畑を見ながら美味しい赤ワインとランチを楽しめるワイナリーのレストランもいくつか点在していて素敵な午後のひと時が送れると思いますよ。
(3月12日のギブストンバレーにあるペリグリンワイナリー。この時期から鳥除けの為のネットがぶどう棚に掛けられます。ここのギブストンバレーでの2013年ビンテージのぶどうの収穫は4月下旬が本番となります。)
(3月12日のバノックバーンにあるMtDifficultyワイナリー。このバノックバーンにはFeltonRoadなどの有名ワイナリーが点在しますが、このMtDifficultyとCarrickにはランチを楽しめるセラードアーを兼ねたレストランがあります。)