クイーンズタウンの2013年は過去最低といっても良い悪天候で始まりました。年末から大雨が続き、強風吹き荒れ、山の上には雪まで積もる始末。1月4日になってやっと夏休みらしい陽気に戻ってきましたが来週はまた雨の日が多そうな天気予報です。
12月31日の午後からクイーンズタウンは大雨に見舞われ、カウントダウンの花火は行われたけど例年の人手は見られず盛り上がりに欠ける新年の幕開け。そして1月1日はこの大雨の影響でミルフォードサウンドまでの道路は閉鎖。そしてクイーンズタウン周辺も雨。おかげでクイーンズタウンの町の中には多くの行楽客がどこにも行けずに、ただ町の中をうろつき回る人で溢れかえって大渋滞にもなりました。
1月1日から2日にかけてミルフォードサウンドやマウントクックは記録的大雨になり、ミルフォードトラックではその歩く道に2mにも達した雨水が溢れた為トラックが一部分閉鎖にもなったらしい。またマウントクックでは雷を伴う大雨の為1日と2日には現地ツアーがどれもかも催行できなくなったらしい。そしてこの大雨の為フランツジョセフなどのある西海岸の国道6号線が川の増水による橋が流されて来週まで通行止めとなっています。
また、この雨をもたらした前線が冷たい風も持ち込んだ結果、前線が通過した後の1月3日の朝にはクイーンズタウンをはじめテカポやマウントクック周辺の標高の高い山の上には雪景色が見られることとなりました。
年末年始にかけて日本からもたくさんの家族連れを含めた観光客がニュージーランドにやってきていますが、残念ながら夏を期待して来ていながら日本を出発するときの服装そのままで過ごすことになっているようです。それでもこの時期に冬の景色を併せて見れるという風に、また雨の後のこれまたものすごい大自然の姿を見れたという風にポジティブに取っていただいたらその旅行も楽しめるのではないでしょうか?
(1月3日AM7:50 大雨、嵐のような日が2日続いた後の朝には素晴らしい冬景色が広がって見られたテカポ。)
(1月4日PM15:00 2013年を迎えてからやっと晴れ間も見られるようなったクイーンズタウン。まだまだ町の中にはたんまりの観光客で溢れかえっています。そしてなぜか巨大なファーグバーガーを頬張っている人が目立ちました。)
(1月4日PM15:00 クイーンズタウンのスティーマーウォーフのパノラマ。リマーカブル山脈の山の上には新雪が積もりました。)