ミルフォードサウンドまでの道すがらにある人気の半日ハイキングコースとしてキーサミットというところがあります。このハイキングコースが一時閉鎖されていたのが再開しています。
ニュージーランドも11月に入りトレッキングシーズンが始まり、世界中からトレッカーがやって来る季節になります。そのもっとも人気のトレッキングコースとして知られるのがミルフォードトラックですが、2番目はルートバーントラックでしょう。そのルートバーントラックも今年は10月に入ってから雪や大雨などの影響で土砂崩れ、雪崩などために途中のルートが歩けなくなっていました。特に10月13日にこのミルフォードサウンドまでの道のり周辺を襲った大雨の為このルートバーントラックの入り口のひとつであるディバイド近くも土砂崩れで一般のトレッカーには立ち入り禁止になっていました。
このディバイドから往復3時間ほどで歩けるキーサミットというハイキングコースもこのため10月末まで歩けないようになっていたのですが、このキーサミットがハイライトの一つとなるルートバーントラックも今シーズンが10月23日から始まり、11月1日からはガイド付きのルートバーントラック・ガイデッドウォークも始まった為土砂崩れ、倒木などの区間も整備がされて、無事一般の人でもディバイドからキーサミット、そしてルートバーントラックに入っていけるようになっています。
このキーサミットトラックはテアナウを出発してミルフォードサウンドへとレンタカーで観光に出かける人には是非立ち寄ってもらいたい半日ハイキングコースです。 ディバイドという峠である標高530mほどの入り口から標高920mほどの小山の頂上まで登って降りてくるこのトラックは一般の人で約3時間ほどで往復できます。頂上からは周りの2000mを越える山々を360度見渡すことが出来、氷河谷も見下ろすことができます。
(ディバイドのキーサミット入り口、ルートバーントラックの入り口、出口でもあります。先週まではここに立ち入り禁止のテープが掛けられてました。)
(キーサミットの頂上からは周りの山々が見晴らせ、眼下に氷河谷を見下ろすことが出来ます。晴れている日は最高のところです。ミルフォードサウンド観光の帰りがけに立ち寄ってみてください。)
(11月4日のキーサミットは前夜に降った雪が午前中まで残るところでしたが、午後にはすっかり溶けていました。これから夏に近づいていくと高原植物の花も見られるような場所にもなります。)
(キーサミットまでの道のり半分以上は鬱蒼たる原生林の森の中、そんな森にNZの山鳩がお昼寝をしているのを見つけました。)
ミルフォードサウンドへの道のり上のトレッキングコースや見どころの情報ならNZブリーズのミルフォードサウンドへの個人旅行ページで