本日からロンドンオリンピックが開幕してそちらには世界中から多くの人が押し寄せていると思いますが、ロンドンとはほぼ地球の裏側に当たるクイーンズタウンにもこれから8月に掛けてこれまでに無いほどの人がやって来るようです。別に大イベントが行われるわけではないのですが、クイーンズタウン空港を離発着する国際線、国内線飛行機の便数が過去最高になるようです。
年々拡大し続けているクイーンズタウン空港は今年も出発ラウンジやバゲージクレームの拡張工事が行われていたり、今後もその拡張計画が次から次へと出てくるのですが、冬はこのクイーンズタウンに飛行機でスキーヤー、スノーボ-ダーが大挙押し寄せるようになっていて、特にお隣のオーストラリアとニュージーランド北島の大都市であるオークランドとウェリントンからこのクイーンズタウン空港へと直接たくさんの飛行機で飛んできます。
ニュージーランドの観光シーズンは夏の12月から2月ぐらいが最も観光客も増えるのですが、夏の観光客はバスやレンタカーなどの陸路でほとんどクイーンズタウンを出入りします。冬のクイーンズタウンはやはりこの町1箇所に滞在して周辺のスキー場へと出かける人たちが大半を占める為、このように一年の中でも冬のほうが飛行場の利用客が増えます。
今年はすでに昨年の8月に比べると20%もクイーンズタウン空港を離発着する便数が増えるそうですが、8月中にこの小さな飛行場には1148便がやって来るそうです。特に日曜日の便数がすさまじくオーストラリアからの国際線が12本、オークランド、ウェッリントン、そしてクライストチャーチの国内線飛行機が30本もやって来るそうです。これが終日離発着できる飛行場なら別に多くは無いかもしれませんけど、今だこのクイーンズタウン空港は直ぐ間近に住宅地があるため夜間の離発着は出来ないため日中9時間だけの間に離発着する便数です。これから8月にニュージーランドにやってきてクイーンズタウンからオークランドなどへと飛行機で旅立つ予定の人は飛行場へは国内線でも少なくとも出発時間の1時間半前には駆けつけていることをお勧めします。
ちなみにこのクイーンズタウン飛行場からニュージーランド国内の他の都市へと直接飛んでいけるのはオークランド、ウェリントンそしてクライストチャーチの3都市だけ、また国際線はオーストラリアとだけ直行便で結ばれていますが、そのオーストラリアの中でも今はシドニー、メルボルン、ブリスベンの3都市だけです。そして飛行機会社としてはニュージーランド航空、カンタス航空、ジェットスター、そしてバージンオーストラリアの4社がクイーンズタウン空港を離発着しています。
(クイーンズタウン空港内の離発着案内電光掲示板は出発と到着便の案内が国内線、国際線一緒になっているのでオーストラリアからの国際線が離発着多い冬は結構見慣れていても目的の便名を見つけるのが難しい。)
(8月にクイーンズタウン空港から出発していく人はなるべく早めにチェックインカウンターまでやってきたほうが良いでしょう。ニューランド航空のチェックインカウンターはセルフチェックインカウンターが整ってわりかしスムーズに流れますが、スキーヤー、スノーボーダーが多い冬のチェックインはその超過荷物のためにチェックインに時間が掛かり、長い列ができることが良く見られます。)
(クイーンズタウン空港からブリスベンへと旅立つニュージーランド航空便の下にはオークランド行きのジェットスター、メルボルンから飛んできたカンタス航空の1便とオークランドから飛んできたニュージランド航空の別の飛行機一機が同じ時間帯にそろうことも見られます。)