ニュージーランドのスキー場で日本のスノーボーダー、スキーヤーにも最も人気の高いスキー場といえばカードローナスキー場でしょう。快晴に今日も恵まれたそのカードローナスキー場に本日の7月9日に行って来ました。
今年は6月の22日にスケジュール通りオープンされた後、強風や雨などの影響でオープン当初はクローズされる日が何日かありましたが、6月の初めにドカッと降った後、6月の下旬に少し積雪があって、その後乾いた低温状態の快晴の日が10日ほど続いている為7月の上旬にしてはベースで50cm、トップの辺りで60cmの積雪量で、ドライな雪質状態でまずまずのゲレンデコンデションだと思います。
今週末にはこのクイーンズズタウン、ワナカ周辺は湿った暖かい空気が入って雨になりそうな天気予報ですが、このスキー場にはもう少し積雪がほしいところでしょう。ゲレンデにある全てのリフトは稼動されていますが、コース的にはまだ積雪が足りないためこのゲレンデの上級者向けコースはほとんど滑られないままです。例年7月にはあまり積雪が無くこの低温状態が続いてアイスバーンがかなり見られるようになりますが、8月中旬にかけてまたドカッと一降りあってゲレンデはどこも滑走可能状態になるのがパターンだと思いますが、今年はどうなるでしょうか?
このゲレンデの人気のパークもどれも入れるようになっていますが、パイプはまだシェイプされそうにありません。このパークにも7月下旬からかなり上手い子達の姿が目立ってきますが、まだこの7月の冬休み期間中ではまばらにしかパークに入っている子はいませんでした。
このゲレンデは今やオーストラリアからのスキーヤー、スノーボーダーで占領されて、以前に比べるとかなりリフト待ちも時間が掛かるようになりましたが、今年からやっとここもICチップ入りのリフトカード方式にリフトゲートが変更されてスムーズに流れるようになっています。
日本からこのスキー場へはいまやわずかながらのスキー専門ツアーなどで訪れる人しか見られなくなっていますが、日本とはまた少し違ったゲレンデの雰囲気を一日楽しめるところだと思います。クイーンズタウンに8月などにやって来る予定の人で一日でも自由時間があるようならこのカードローナスキー場に遊びに来ることを勧めます。
(冬休みに先週から学校が入った為家族連れでとても賑わうカードローナスキー場です。この学校の冬休みが終わってもここのゲレンデには地元の小学校のスポーツ授業で使われるので、たくさんのKidsたちが9月下旬ぐらいまで連日見られます。)
(今日も雲の上のゲレンドとなりました。谷間の下に位置し、大きな湖のほとりにあるクイーンズタウンやワナカなどはこの時期、よく一日中雲で覆われる町となります。今日もワナカの最高気温は太陽が当たらない日となった為最高気温が1度でした。それに比べてカードローナスキー場では最低気温はマイナス3度でしたが、最高気温は5度。そしてなんと言ってもこの絶景見ながら太陽のもとでスキー、スノーボードが楽しめるのはとても気持ちの良いことです。)
(このカードローナスキー場の売りはパークやパイプが充実、そして初心者にも優しいコースが多いことでも知られてますが、キャプテンゲレンデは横に広々としたコースが長く続くので人ごみが増えたといっても少し様子を見て入れば、ゲレンデを独り占めできそうな感じで滑ることも可能です。)
(7月にはまだパ-クに入る上手い子たちの姿は目立ちませんが、7月下旬ぐらいから日本人を含めたスノーボーダー、フリースタイル・スキーヤーが続々とこのゲレンデに集まってきます。)
(クイーンズタウンからバスで1時間15分ほど、ワナカからなら40分ほどでカードローナスキー場にはやって来れます。)