2012年7月11日水曜日

7月11日 トレブルコーンスキー場ゲレンデレポート

今週はニュージーランドへのスキーツアーのバスドライバーとしてクイーンズタウン、ワナカ周辺のスキー場へと連日出かけて行ってますが、7月11日の今日はトレブルコーンスキー場へと行って来ました。

 実際はスキーブーツを持っていくことが出来なかった為このゲレンデでは滑ってないのですが、そのゲレンデの状態はよく分かったのでここにレポートします。このスキー場も他の3つのスキー場と同じく6月に積雪があってから全く雪は増えていなくて、それでも低温状態が続いたので溶けてはないけどかなりアイスバーン、硬い状態のところが出てきています。このゲレンデはオフピステがとっても面白いところで知られていますが、その圧雪しているコースの外はまだ雪不足のためまともに滑ることが出来ません。

 けれどここのゲレンデに来て、晴れている日ならその景観は十分楽しめるところになります。今日もゲレンデもしくはレストランやカフェのあるベースからでもワナカ湖を見下ろす景観はとても素敵なものでした。

 このトレブルコーンスキー場はワナカからなら車で40分ほど、クイーンズタウンからなら2時間ほど掛かる所ですが、スキー、スノボーダーの中級レベル以上でしたら是非訪れてほしいゲレンデです。他のコロネットピークリマーカブル、そしてカードローナスキー場より広いゲレンデで、中級者レベルのコースが45%、上級者レベルのコースが45%と全体的にはハイレベルのゲレンデと言っていいと思います。そして前述のように圧雪しないコース外の斜面が全体の大半を占め、そのコース外を滑り降りてもこのゲレンデにある高速リフト乗り場に降りることができます。

 このようなちょっと上級者向けの傾向があり、クイーンズタウンから離れていることからコロネットピーク、リマーカブル、そしてカードローナより断然その人手が少ないゲレンデでもあります。但しこのゲレンデへの山道は他の3つのスキー場へのアクセス道路に比べるとこれまたスリル度で言うとトップクラスになり、とてもきつい斜度の山道が麓から続き、その大部分が崖っぷちを走ることになります。そしてNZの山道特有のガードレールは麓からゲレンデの駐車場まで全く無い道のりです。このようなとても恐ろしい道のりであるのが知られている為逆にゲレンデの方はその道の除雪や整備は他の3つのゲレンデより頻繁に、しっかり行っています。レンタカーなどで初めてこの道を走るとゲレンデに着くまでにかなり疲れると思いますが、クイーンズタウン、ワナカからは送迎バスが運行されているのでこれを利用するほうが良いでしょう。


トレブルコーンスキー場自慢の6人掛けの高速リフトに乗り、一気に1760mの標高まで上がっていくとワナカ湖は眼下に広がり、この湖に飛び込んでいくように滑り降りていくことが出来ます。)


(今週までニュージーランドの学校は冬休みで家族連れのスキーヤー、スノーボーダーが多く見られる日となりましたが、このトレブルコーンにやって来るKidsはこれまた他の3つのスキー場に訪れるKidsより上級に思われます。)


(トレブルコーンスキー場にはレストラン、カフェテラスが一箇所しかないのですが、そこからでも素晴らしい景観を楽しめます。)
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