クイーンズタウンは今年6月の9日からスキーシーズンが始まりそうです。今週も寒波が押し寄せ6月に入る前に真冬の寒さが続くようになっていますが、昨年は予定より1カッ月ほどオープンが遅れたコロネットピークスキー場も人口降雪機をフル稼働し始めました。今年はオープン予定の6月9日には無事始めることが出来そうです。
このニュージーランドのスキー場はそのゲレンデに宿泊施設が無い為に麓の町から毎日何らかの交通手段を使って通うことになりリます。この麓の町になるのがクイーンズタウンでありワナカでもあります。
このクイーンズタウン、ワンカにはスキーシーズンになるとたくさんのスキーヤー、スノボーダーが押し寄せますが、その大部分の人たちはレンタカーでゲレンデにやってきます。クイーンズタウンやワナカに押し寄せるスキーヤー、スノーボーダーの大半はオーストラリアからの旅行者で、大体がそのスキーツアーなどでやってくるのですが、このスキーツアーにはレンタカー料金、ゲレンデのリフト券などが含まれています。だからクイーンズタウン空港のレンタカー駐車場は冬の間はほとんどスキーキャリアーを装備した4WDのレンタカーがたくさん待機することになります。
このレンタカーでゲレンデにやって来るのがとても増えたのでどこのスキー場でも駐車場の拡大が進められてきました。それでもその拡大も限界に近づいているのでコロネットピークスキー場はバスでやって来ることを盛んに進めています。3年前からそれまで外部のバス会社に委託していて送迎バスもゲレンデが独自にバス(Snowline)を運営し始めていて、コロネットピーク、リマーカブルスキー場までの往復に$15で行けるようになっています。この送迎バスもクイーンズタウンからコロネットピーク、リマーカブルスキー場へは15分から20分間隔で出発していく為クイーンズタウン滞在者には非常に便利なものになっています。
またタクシーでもクイーンズタウンに滞在している人たちは4人以上の友達などがそろえばかなり割安で、しかも玄関口からドアトゥドアで行けるため人気があります。コロネットピークまでの道のりは舗装道路がゲレンデまで続き、町の中心から30分~40分ほどで着くことができるためタクシー会社もかなり宣伝していたりします。4人乗りの乗用車タクシーだと片道$70ほど、11人までの乗れる大型バンタイプのタクシーでは$90ぐらいの料金が目安になります。
ワナカはこれほどゲレンデへの交通事情は整っていなくて今でも大半がレンタカー使用になっています。送迎バスは昔からAlpineCoachlineが街中からカードローナ、トレブルコーン、そしてスノーパークへと運行させていますが、最近はその利用者は減っているように思えます。またワナカにタクシー自体が2-3台しかないことからゲレンデには一般的にレンタカーが多くなっています。
(クイーンズタウン空港のレンタカー駐車場にはスキーキャリアを装備した4WDの車がこれからどんどん増やされていきます。)
(5月29日クイーンズタウン空港からコロネットピークスキー場を眺める。人口降雪機が終日動かされるようになりました。)
(クイーンズタウンから唯一コロネットピーク、リマーカブル、カードローナ、トレブルコーン、そしてスノーパーク、5山への送迎バスを運行しているキウィ・デイスカバリーのスキーパッケージ紹介ビデオ。このビデオを見れば日本から手ぶらでやってきてもスノーボード、スノーウエアーのレンタルから始まりゲレンデまでの往復バスとゲレンデのリフト券がまとめてその場で手に入れることができることがわかるでしょう。)