マウントクックに訪れると多くの人が歩きに向かうフッカーバレートラックでは今年になって”マウントクックの山肌に人の顔が見える”と囁かれるのが聞かれます。実際マウントクックの山頂近くの斜面には雪が雪崩落ちて岩肌が露出している部分がなんだか大きな両目、高い鼻、そしてへの字にした口まである人の顔をつくり出しているのがかなり遠くからでも分かるようになっています。
この人の顔をマウントクックの斜面に一度認めたあとはフッカーバレーを歩き終わってハーミテージホテルに戻ってきてもその斜面には人の顔があるように見えてしまいます。恐らくこの後、秋が深まり雪がたくさん積もりだすとこの斜面も見え方が変わると思われますが、4月ぐらいまではこのマウントクックの人の顔を眺めに訪れることができるでしょう。
マウントクックの人気のハイキングルートであるこのフッカーバレートラックは今シーズン吊り橋の取替え工事があったため11月下旬まで歩くことが出来なかったのですが、今年の冬にかけては基本的にはトラックもずっとオープンしているそうです。冬にもガイドつきのトレッキングがマウントクックでは楽しめるようです。
(3月13日午後、マウントクックのフッカーバレートラックへと歩き始めて20分ぐらいしたら出てくるミューラー氷河湖を見下ろす見晴し台。)
(3月13日 フッカーバレーへの途中2番目に渡る吊り橋の手前にはまだサウスアイランド・エーデルワイスがかなりの数で咲いているのが見られました。)
(3月13日 フッカーバレートラックの第2の吊り橋を渡った後のマウントクックの姿を正面に見張らせる川岸)
(フッカー川岸からマウントクックの頂上付近をズームインして撮った写真。この山肌に人の顔が現れているのがわかりますか?)