2012年3月21日水曜日

クイーンズタウンの秋の夜にはオイスターを

今年もまた3月に入りニュージーランドの秋の味覚の代表であるブラフオイスターが食べられるようになっています。クイーンズタウンにこれから来る人は是非このニュージーランドの地元の人も大好きな牡蠣をご賞味ください。

 このブラフオイスターはニュージーランド沿岸で養殖されて年中レストランでも食べられるパシフィックオイスターとは違い、養殖が禁止されている天然もの、その収穫の時期が3月からと決まっていて、その年の繁殖見込み量から収穫量も、収穫できる期間も決められる期間限定、数量限定の天然牡蠣です。そしてニュージーランド本土では最南端であるブラフの沖合いで取られる牡蠣がブラフオイスターと呼ばれ、特にニュージーランドの中では最も人気のある天然の牡蠣になります。

 これは養殖されているパシフィックオイスターに比べ肉厚があって、モチモチとした小ぶりの牡蠣で、食べるとかなりクリーミーな味わいがあります。これをニュージーランドの人もレモンを絞っただけで生のままつるっと食べるのを好みます。レストランではこの牡蠣を生で出されるのが一般的ですが、天ぷらやカートパトリックというオーブンでウスターソースを加えて少し焼いて調理したものももちろんチョイスできます。今年は何時ぐらいまでこのブラフオイスターが食べられるかは分からないですが、毎年6月ー7月ぐらいまでクイーンズタウンのシーフードレストランなどで出されます。

(クイーンズタウンのビーチーストリートにあるカジュアルシーフードレストランのフィッシュボーンでも今年はブラフオイスターを水槽に入れているものをお客の前で取り上げ、殻を開いてからサーブする新鮮さを売りにブラフオイスターを出し始めてます。)

(立地的には最高の場所であるクイーンズタウンの波止場にあるピアー19。ここはシーフードレストランというわけではないけどランチタイムからワインやビールをお供にブラフオイスターを楽しめる人気のレストラン。)

(クイーンズタウンの中では上級のシーフード・レストランであるワイ・ウォーターフロント。オイスターバーと自ら名乗っているように年中パシフィックオイスターが食べられるレストラン。でもこの時期はブラフオイスターのほうを選択して食べてください。)

(クイーンズタウンのシーフードレストランでは老舗であるTheMallにあるブリタニア・レストランでもブラフオイスターを出してます。日本人のスタッフ、日本語のメニューもあります。)

(ヤッパリ日本人には牡蠣は天ぷらで食べたいという人にはクイーンズタウンにある日本食レストラン;南十字星に行ってみてください。)

(このブラフオイスターはその日の時価で販売されているので毎日価格が多少変化します。スーパーマーケットの棚にもこのような6個入りのプラスチック容器に入れて売られています。クイーンズタウンの町の中にあるアルパインスーパーマーケットではNZ$24.95でした。ちなみに同じ3月21日には上記のフィッシュボーンでは生の半ダースがNZ$25.50、フライやカートパトリックなどの調理した半ダースがNZ$28.00、ピア19では半ダースがNZ$25.00、1ダースがNZ$47.00となっていました。)

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