2012年1月30日月曜日

グレノーキーのベスト一日トレッキング

クイーンズタウンから車で北に1時間ほど走ったところにグレノーキーという小さな村があります。夏には多くの観光客がジェットボートや乗馬、レンタカーツーリング観光などで訪れる所でもあるのですが、その近くに周辺の絶景を360度見張らせる小山;マウント・アルフレッドがあり、そこに快晴の今日、一日ハイキングに出かけてきました。

 この標高1375mほどの小山へのトレッキングトラックがこの周辺では最も面白くて、最も素晴らしい景色を拝めるところだと思いますが、グレノーキーまでクイーンズタウンから一日ハイキングにやってくる人はほとんどが知名度のあるルートバーントラック一日体験ハイキングに出かけるため、このトラックは夏の快晴の日でもほとんど人と出会うことのない場所です。恐らくきつい山道とその入り口には何も看板や標識が無いことから一般の観光客には敬遠されているところだと思われます。しかしここはローカルの人に言わせれば最もグレノーキーの周辺野景色を堪能できる山で、これまでにもニュージーランドのTVや観光局の撮影隊がヘリコプターでこの山頂に降り立ってそこからの景色を数多く撮影しているところです。

 もし機会があれば山登りの好きな日本人のハイカーにも晴れた、風のあまり無い日には登っていただきたいお勧めの小山です。興味がある人はグレノーキー周辺の一日ハイキングトラックを紹介している兄弟サイトの歩いてニュージーランドのリース&ダートバレー周辺ページを参考にしてください。

(グレノーキーの村から北の方角を見ると三角錐の小山が正面に見えるはず。これが標高1375mのマウント・アルフレッド。その右奥に氷河をいただいている形の良い山が標高2830mのマウント・アーンスロー)

(マウント・アルフレッド山頂までの山道は、まず1時間半ほどぶなの森の中の急斜面、そして森を抜けた後は写真のような瓦礫場の急斜面を20分ほどよじ登ることになります。)

(マウント・アルフレッドの山は台形のような形になっていて、山頂周辺は緩やかな傾斜の台地のようなところ。そこから南側を見下ろす先にはワカティプ湖とその湖に注ぐダート川の流れが見晴らせます。)

(マウント・アルフレッドの山頂北側からは氷河によって削られたダート渓谷が見下ろせ、右奥にはマウント・アーンスローも見晴らせます。)

(この時期にマウント・アルフレッドに登るとマットデイジーやエバーラスティングデイジーなどの小さな白い高原植物がまだ咲いているのに出会えますが、今日のハイキングの主な理由はこの山の上にはサウスアイランド・エーデルワイスがたくさん咲いているのが見られるからです。今年も岩肌にへばりつきながら可憐な花をたくさん咲かせていました。)
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