ラグビーワールドカップは夏季オリンピック、そしてサッカーのワールドカップについで世界的には3番目に関心が寄せられるスポーツの大会と知られています。日本ではラグビー自体の人気が無い為そんなことは絶対に日本人には信じられないと思いますが、この大会期間中の2ヶ月弱の間にニュージーランドにはおよそ8万5千人のサポーターが訪れる予定になっています。
この大会に参加する日本を含めた19カ国のチームがこの数日にかけて続々とニュージーランドに訪れています。その各チームは来週から始まる予選リーグのゲームが行われるニュージーランドの各地方都市へとそれぞれ到着し始めました。
クイーンズタウンはニュージーランド南島の観光地、リゾート地なので大きなラグビーゲームを行えるような球場がないのですが、ホテルは他の都市よりたくさんあります。また各都市へと通じる飛行場と交通の便が便利なところからワールドカップに出場するチームもこの町に訪れて練習などをすることになります。
その各国代表チームのうちまずアイルランド代表チームが9月2日にクイーンズタウンに到着しました。そして郊外のグランドで練習などを行うようになりました。
アイルランドチームは9月7日までクラウンプラザホテルクイーンズタウンに滞在しながら練習を続け、その後予選リーグ初戦であるアメリカとの対戦の為に北島のニュープリマスへと移動していきます。その後インバカーギルでゲームを行うグルジアが9月5日から10日までヘリテージホテルに滞在し、ルーマニアが9月11日から14日までミレニアムホテルに滞在する予定になっています。
その後ラグビー大国でそのサポーターの多さが特に多いイングランドチームが9月11日から14日までヘリテージホテルに滞在しダニーデンで行われる初戦と2ゲーム目の間に休養と練習の為にクイーンズタウンで見られるようになります。
ラグビーワールドカップはその後10月23日まで続き、ゲームが行われる町とはかけ離れていますがクイーンズタウンもそのワールドカップフィーバーの余波を十分受けることになるでしょう。
(クイーンズタウンの町にもワールドカップ出場国アイルランドが訪れ町には歓迎の意を表すようにその国旗が掲げられています。)
(9月4日クイーンズタウンのイベントセンターグランドでアイルランドチームの公開練習が行われました。どれがブライアン・オドリスコルか分かりませんでしたが、ローナン・オガラはそのポジションで分かりました。)
(このペイントがされたバスが各国チームメンバーを乗せる専用バスです。ニュージーランド全国に散らばるどのチームもこのカラーのバスが使われます。ワールドカップ期間中オールブラックスもこのバスで移動します。)