2011年8月21日日曜日
クライストチャーチのホテル続報8/21
(地震被害により取り壊しが決まったクライストチャーチのクラウンプラザホテル。10年3月に撮影)
先日、復興作業が進められているクライストチャーチ市街において2月22日の地震後ダメージがひどすぎて再開が無理と判断し、ビルごと取り壊しに決まったホテルが2つ加えられました。
クライストチャーチにおいてもその外観の見栄えが素晴らしく、日本の観光客にも人気があって良く利用されていたクラウンプラザとそのお隣のコプソーン・ホテル・ダーハムストリートが共に取り壊しが決められました。共に再建は予定されていないそうです。
すでにクライストチャーチの地震被害がひどい市街地の中のホテルで建物自体が外観からでも傾いているのが分かったグランドチャンセラーは当初から取り壊しが決められていました、ここにきて大型ホテルのクラウンプラザ(旧パークロイヤル)とコプソーンダーハムが取り壊しになることは今後も他の大型ホテルが取り壊しになるかもしれない可能性もでてきました。
クライストチャーチのホテルはほとんどが町の中心に集中していて、どれもが今だ立ち入り禁止地区に指定されている範囲内にあって、再建や再開のめどを立てることさえままならない状況が続いているのですが、クラウンプラザ、グランドチャンセラーなどの取り壊しを決めたホテル以外は今年の末にはその後のホテル運営をどのようにするかホテルごと発表されるということです。
またPapanuiストリート沿いなどの立ち入り禁止地区から外れた地区でも再開できるかどうか分からないホテルなどがあるのですが、すでに取り壊し作業が始まっているホテルなどもあります。日本の観光客に特に人気があった洋館のB&B;ウィンザーホテルはすでに取り壊されていて、その建物があった場所は今、更地になっています。
(すでに取り壊されたことを伝える日本の観光客にも人気のあったウィンザーホテルのサイト)
上記の立ち入り禁止地区内にあって日本の旅行者にも人気だった、そして日本からのパッケージツアーも使っていたホテルとしてはミレニアム、ヘリテージ、リッジス、コプソーン・セントラル、ホリデーイン・シティーセントラ、アイビス・クライストチャーチ、ノボテル・クライストチャーチなどがありますが、どれも今は営業が行われていません。けれどそのホテルのホームページや4トラベル、楽天トラベルなどのオンラインホテル検索・予約サイトなどでは今だ予約を受け付けているような表示がされています。これからニュージーランド旅行を考える人はクライストチャーチの宿泊場所がこの立ち入り禁止地区(Cordon)内に入っていないかどうか良く調べてから予約することを勧めます。
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