2011年8月18日木曜日

冬にはカンタス航空でクイーンズタウンにやってくる人が増える。


(8月13日シドニーから飛んできてクイーンズタウン空港に到着したカンタス便。この機材はガルウィングのボーイング737-800が使われてます。)

 今年もまたクイーンズタウンは冬のスキーシーズンの間オーストラリアから直行便国際線飛行機が毎日のようにたくさん飛び交うことになりました。そんな中、日本人もこのカンタス航空を利用する姿が目だったように思えます。

 今年はさすがにオーストラリアドルの不調とクイーンズランド州での大洪水などの影響でオーストラリアからのスキーヤー、スノーボーダーが減ったと言われていますが、それでもクイーンズタウン空港に冬の間はニュージーランド航空をはじめカンタス航空、そしてバージン航空系のパシフィックブルーがオーストラリアのシドニー、ブリスベン、メルボルンから毎日のように直行便を飛ばし、それに乗って来る人、そして帰る人で空港はいつでもごった返しています。

 このシドニーとクイーンズタウン間を往復するカンタス航空の直行便を利用して、今年は特に日本からシドニー経由でやってくる日本人が増えたと思います。この日本からカンタス航空を利用してシドニー経由でやってきた人はみんな当初はニュージーランド航空でやってくるつもりだったと言います。けれど旅行などのスケジュールにあったニュージーランド航空の直行便が飛んでない日であったり、今年日本の地震後ニュージーランド航空が使う機材を小さいものに変更したことからニュージーランド往復の航空券は結構予約が埋まっていたりして、なかなか入手困難なチケットになっていました。こういった都合でクイーンズタウンまでやってこようと思った人は代替え案のカンタス航空利用できている人たちでした。

 このカンタス航空を利用してシドニー経由の航空券は意外に安くて、ニュージーランド航空の正規割引チケットよりも格安であったりします。またカンタス航空が使用する日本とオーストラリア往復便はジャンボジェット機だし、シドニーでの乗り継ぎも同日乗継が行きも帰りも可能です。これでスキーヤーやスノーボーダー、または8月のお盆休みを利用して観光でニュージーランドに訪れる日本人が結構今年はこのカンタス便を利用したようです。

 但しこのカンタス航空を利用して今後ニュージーランドにやってこようと考える場合は10月からスケジュールが変更になったり、クイーンズタウンは特にスキーシーズンが終わるのでオーストラリアからの直行便数が少し減ったりするため、日本からの往復料金は依然格安であったりしますが、同日乗継が往路では出来なくなることを注意しなくてはならないでしょう。

 このようなニュージーランドまで他国を経由して往復出来る航空会社として他に香港経由のキャセイパシフィックシンガポール航空があります。また格安航空会社として知られるジャットスター、羽田発クアラルンプール経由となるエアーアジアなどがありますが、ジェットスターは特に安いと思いますが、ロストバッゲージなどの何かトラブルがあった場合の対応がニュージーランド国内では今だ頻繁に話題になるほど信用できない状態なので経由便でニュージーランドに来る場合はヤッパリ大手航空会社であるカンタスやキャセイパシフィック、シンガポール航空を私はお勧めします。


(クイーンズタウン空港、8月18日PM16:30出発予定のシドニー行きQF184便のチェックインの様子。)
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