2011年8月16日火曜日

ニュージーランド全国に大寒波到来


(8月16日PMのクイーンズタウンの様子。8月14日から8月16日早朝まで降り続いた雪の為ワカティプ湖畔まで雪で埋め尽くされたクイーンズタウンです。)

 8月14日(日)から今日の8月16日(火)に掛けてニュージーランド全国が南極から直接吹き上げてくる寒波に襲われ、どこもかも記録的大雪、そして記録的低温状態に陥りました。北島のオークランドなどは50年ぶりといわれる町の中でも雪が降ったり、8度までしか最高気温が上がらない記録となりました。

 クイーンズタウンも14日の午後から積雪が始まり、15日は終日雪が降り続き、16日の朝になってやっと青空が見られるようになりました。おかげでクイーンズタウン飛行場が閉鎖になったことを始めとして一時はクイーンズタウンに通じる道路全てが積雪の為通行禁止になりクイーンズタウンからどこにも出られなく、そして入って来ることも出来なくなりました。

 日本がお盆休みのこともあって日本からの観光客はオークランドまで国際線飛行機で到着したけど国内線の飛行機がどれもかもクイーンズタウン行きがキャンセルとなり、またその次の日である8月15日の便もどれもが満席であった為ある人はクライストチャーチまで国内線で飛び、ある人はオークランドで宿泊を余儀なくされました。けれどこの寒波は15日終日も続いた為結局8月14日、8月15日にニュージーランドに到着した人はクイーンタウンまで誰もやってくることが出来なくなりました。

 本日の8月16日のAM11:00になってやっと空港が再開され国内線などの飛行機が飛び始めましたが、今だクイーンズタウンからマウントクック、及びクライストチャーチへと向かう道やミルフォードサウンドへ向かう道路は積雪の為通行止めになっています。これも明日には回復していきそうですが、明日からニュージーランドは快晴に恵まれそうで、積もった雪が溶けて凍りつく被害が各地心配されています。

 一般生活にも大きな被害が出た今回の大寒波で喜んでいるのは雪がかなり減りつつあったスキー場の人たちです。2ヶ月前の6月には全く雪が降らなくて記録的暖冬と騒いでいたのが嘘のようです。

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