やっとこの辺りも大きな高気圧に覆われるようになってこの5日間ぐらいは快晴に恵まれそうなクイーンズタウンですが、こうなるとみんな日の入りが遅いことからアウトドアーで時間遅くまで遊んだり、バーベキューを楽しむ姿が増えてきます。
日の入りが遅いとそういった楽しみが増えますが、星空を見るにはとても大変になります。今のこの辺りの日の入りは21:30ぐらいで晴れた夜には22:30ぐらいまで夕日の名残が残っています。真っ暗になるのが11時ぐらいからということで星が瞬きだすのもとても遅くなります。
よく日本からの旅行者に聞かれることに”南十字星はどっちに見えますか?”ということ。このクイーンズタウンでは町のどこのホテルでも夜晴れていれば必ずサザンクロスの姿は見つけてもらえるところです。しかしこの時期はこのように真っ暗になるのがとても遅いのでその姿を見ないでこの地を立ち去る人たちが多いようです。
そこで日本では見ることが難しいこのサザンクロス;南十字星をクイーンズタウンで見つけるのに役立つように写真で紹介しようと思います。
とりあえずクイーンズタウンでは町から湖(ワカティプ湖)のほうを見てもらうと南の方角だと思ってください。地図などがあればより分かりやすいと思いますが、町の中心から湖側を見るとそちらが南、右側が日の沈む西だと思ってください。(南半球でも太陽は西に沈みます。)
南十字星は南側に見えるわけですが、そこで下記の写真を見てもらうと暗く写っている山肌がこの町の湖を挟んで対岸にあるセシルピーク(CecilPeak)という山です。この山の上の方を見上げてもらうと南十字星がさかさまになって光り輝いているのが分かると思います。
時期によってもちろんその見える位置、時間が変わるわけでこれから毎月、山肌が薄っすらと分かるぐらいの闇が訪れる前の姿を写真で紹介していこうと思います。1月は日の入りも遅いため下記の写真は22:30過ぎです。この写真の姿を覚えていていただくとクイーンズタウンにやってきたらこのセシルピークの姿は必ず見覚えのあるものとして思い出してもらえるでしょう。そして真っ暗になってからその方向を見上げてもらうと南十字星は見つかるはずです。
(09’1月10日 PM22;30 クイーンズタウンから見た南十字星)
2009年1月11日日曜日
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