新年明けて1週間たってやっとこちらも夏らしい暑さがやってきてます。日中の気温が25度を超える日が出てきましたが、これは最近この辺りに前線が停滞していて暖かい北風が吹き込んでいるからなのですが、クライストチャーチでは昨日1月の気温では史上2番目に高くなったという36度まで気温が上がりました。
日本の方々から考えるとこの気温はあまり騒ぐほどのものでもないかもしれませんが、こちらの乾燥した暑さになれている人たちにはうだるような暑さといった感覚がありました。このクイーンズタウン周辺も少し湿った空気が入ってきていて日中は汗を結構かきます。
こちらの夏はこちらにやってきたら恐らく思われると思いますが、カラッとした暑さで日陰にいるとあまり汗をかくことはありません。風があると汗もすぐに乾いてしまい快適な暑さです。恐らく日本からの人には風があると肌寒く感じるほどだと思います。だから夏でも日焼け対策も兼ねて長袖のシャツやウインドブレイカーなどがあれば重宝します。
そんな夏の暑さがやっと訪れた日に隣町のアロータウンに歩きに行ってきました。この内容は姉妹HP’歩いてNZ’にレポートを書いていますが、とても面白い日となりました。というのはこのレポートにも触れていますが、この町の人たちがアロータウン周辺に見られる野草の花の本を出版してこの町の博物館で売り出していて、今この本を見ながらトラックを歩いてみたら本当に多くの色とりどりの花を見つけることが出来たからです。
(手帳サイズで全151ページ。NZ$20)
この本に載せられている花はNZ固有のNativeなものより道端などにも見られる海外から過去持ち込まれた花が多く載せられていて、これまで良く目にしていた花などの歴史や、花にまつわる話などが分かりやすい英語で書かれています。学術書や園芸用といったものではなくアロータウン、そしてNZの成り立ちなども絡めた話からより一層その花に興味が沸いてくる本になっています。
(写真がとてもきれいに載せられている。)
これからアロータウンに立ち寄ることなどあれば博物館を覗いてみてください。この本はここだけしか一般には販売されていません。クイーンズタウンの本屋さんでも手に入りません。
もしNZ固有の樹木、草花などに興味があるならこれまた姉妹HPのサポートNZショップで”ニュージーランド 南アルプスの植物”というのを販売していますのでそちらを見てください。
(全111種のNZ固有の樹木、草花は日本語で紹介されている。US$21で販売してます。
NZのトレッキング旅行などに活用してください。)
アロータウンは今夏休みを利用した多くの行楽客、そして海外からの家族連れの旅行者が訪れ賑わいを見せていますが、この町では昔砂金が川原で大量に取れたことから暑い夏の日には多くの人が川に素足で入って金色に輝く砂金を探していたりします。
またこの町から始まって今ではどこの国のガイドブックにも必ず載っているチョコレート屋のパタゴニアは朝から多くの人で賑わっています。この町に来たらここのチョコレートはやっぱり食べなくちゃ。1スクープで$5は絶対お得です。
(このお店はパタゴニアホームページにもまだ載せられていない新店舗。お気軽テイクアウェイタイプのお店でアイスクリームだけを扱う。チョコレートだけではなく100%果実を使ったものも豊富にある。)
2009年1月9日金曜日
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