2013年7月10日水曜日

NZ13年の冬は雪が多いかも

 7月に入って今年初めてコロネットピークスキー場を見に行ってきました。今年は例年になく6月中旬の大雪から引き続き山には雪がしっかりと連日積もり、どのコースも滑れる状態にすでになっています。雪の状態もドライな締まったコーンスノーでとてもいい状態がこの7月に見られています。今年の冬はクイーンズタウン周辺だけではなくニュージーランド全国で雪が多いシーズンになるかもしれません。

 コロネットピークをはじめクイーンズタウン周辺のほかの3つのスキー場、リマーカブルカードローナ、そしてトレブルコーンスキー場はどこも例年よりかなり早くベストの雪の状態になっています。トレブルコーンスキー場のサドルベイスンというゲレンデにはオープンの日から3mもの雪が積もっています。コロネットピークもこの7月ですでにどの斜面も雪で覆われていて滑ることができないコースはどこもありません。例年この7月には雪が降らないけど低温状態の快晴の日が続いてゲレンデはアイスバーンのところが多くなるのですが、7月に入ってからもクイーンズタウン周辺はふもとの町は大雨、山には雪が積もる状態が続きました。今週は土曜日の13日まで快晴で低温の日が続きそうですが、日曜日以降には再び寒波がやってくるような天気予報です。

 これから9月にかけて例年通りの雪が降るとしたら、8月の中旬と9月に入ってから何日かドカドカと麓のクイーンズタウンの町まで雪が積もる日がありますが、7月の今の状態にこの例年の積雪が見られるようならどこのスキー場も過去最高のシーズンになるかもしれません。


(7月10日のコロネットピークスキー場は多くの冬休みを迎えた家族連れを含めて込み合うスキー場になっています。例年なら奥のほうのGreengate斜面は雪がついていないところが目立つのですが、今年はすでにどこの斜面も滑れる状態です。)


(コロネットピークスキー場はニュージーランドのスキー場では初めて今年ゲレンデ全体的にWifiフリーのスキー場となっています。)


リマーカブルスキー場の過去と今年の積雪データ表。2009年が非常に雪の多い年だったのですが、今年の緑の線はその領域に達しそうです。例年は7月には雪があまり降らないのですが、今年は7月にも緑の線が上がっていく日がありそうです。)


(クライストチャーチ周辺も今年は非常に雪の多いシーズンになっていますが、クライストチャーチに近いマウントハットスキー場はすでに過去最高、許容範囲オーバー状態になっています。)
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