2013年7月28日日曜日

クイーンズタウンの冬はすでに終わったかも?

 クイーンズタウンの冬は8月を前にしてすでに終わったかもしれません。ここ2週間ほど例年にはないほどの暖かい日が続いています。周りの山肌の雪はどんどん無くなって行っています。そしてこの先10日間ほども冬の寒さが戻ってくる様子もありません。

 毎年7月といえば一年の中でも一番寒い月になって、クイーンズタウンの周辺は雪は降らないけど気温がとても低くて早朝は霜がびっしりと降りて、枯れた木立は樹氷が見られたりすることもある月なのが今年はそのようなことは7月中旬以降全くありません。まして朝に氷点下に気温が下がることなく、日中の最高気温は15度前後まで上がる春を感じる陽気の日が続いています。町にはスキーヤー、スノーボーダーがたくさんやってきてますが、残念ながらスキー場の雪も6月にドカッと振った雪でその状態が保たれているような感じでまともな新雪は望まれない日が続いています。今後もあまり雪が降りそうな日が訪れそうな天気予報は今のところはされていません。

 このまま8月には春先の陽気になっていくのでしょうか?毎年8月までは冬の季節となって、特に8月中旬ぐらいに寒波がやってきてお盆休みを利用してやってくる日本からの観光客が道路閉鎖や空港閉鎖で悩まされたりするのですが、今年はどうなるでしょうか?但しこの暖冬気味の気温も酷暑の日本を脱出してクイーンズタウンに今後やって来る人にとってはさすがに冬の気温ですから持ってくる服はやはり冬服をご用意ください。


(クイーンズタウンの7月28日まで過去30日間の最低気温、最高気温、降水量、風力の記録。6月29日と7月13日に-6度が最低気温を記録したのが今年最低の気温になりそうです。7/13以降は氷点下の日がないことが分かるでしょう。身の引き締まるような寒い朝は最近ありません。)

(これが7月29日以降10日間のクイーンズズタウンの天気予報。これを見ていただいても分かるように冬の気温(日中の最高気温が9度以下)が当分は戻ってきそうにありません。まして雪も降りそうにありません。)


(7月28日のクイーンズタウン、ワカティプ湖。町の対岸の山;セシルピーク(1974mの標高)の雪もどんどんなくなって行っています。)


(7月28日の真冬に今年は桜も季節を間違えてほころび始めている木もあります。クイーンズタウンガーデンの桜は例年9月に入ってからほころび始めるのが今年はここ2-3週間の陽気で咲き始めています。)

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