日本とニュージーランドを直行便で結ぶニュージーランド航空の関空発の定期便が10月以降運休になるそうです。
アベノミクスの影響がこんなところにも現れて、円安が進行して収益的な面からNZ航空は関空便の運休を決めたようです。10月以降はニュージーランドまで直行でやって来るには成田発の便をNZ航空か、もしくはコードシェアーしている全日空の席を使ってくるだけになるようです。
5月14日付けNZヘラルドに載ったNZ航空関空便運休の記事
http://www.nzherald.co.nz/business/news/article.cfm?c_id=3&objectid=10883607
但し、10月以降NZ航空もチャーター便での関空発着、もしくは以前も行われていましたが成田経由で関空からニュージーランドまで往復する定期便は考えられるようです。
関西空港自体はこれでニュージーランド、及びオーストラリアへ向けての直行便を就航している航空会社はジェットスターだけになるということです。このジェットスターを使えば関空からニュージーランドに向けて出発することはまだ残される道になります。関空からゴールドコースト経由ですが、ニュージーランドのオークランドまで同日乗り継ぐことが往復とも可能です。ゴールドコーストに泊まることなく関空から掛かる所要時間はおよそ13時間半から14時間ほどとなります。これは関空もしくは伊丹から成田経由でオークランドまで往復する所要時間とあまり変わらないことになるでしょう。
10月以降はニュージーランド航空もニュージーランドの観光地がそろう南島にはクライストチャーチを玄関口として直行便を成田から定期便で出すことになると思いますが、成田経由で構わないという人にはニュージーランドの南島だけを往復するならJALもしくはカンタス航空を利用してシドニー経由という手も考えられます。どうしても関空から出発したい人には大韓航空やキャセイパシフィック航空などのアジア系航空会社利用でニュージーランド往復が可能ですが、シンガポール航空なら関空発着でシンガポールでの乗り継ぎに時間が非常に掛かりますがクライストチャーチとの往復が可能です。
10月以降も関西の人もこのような方法でニュージーランドに遊びに来てください。
(ニュージーランド航空はオークランドとクイーンズタウンを毎日2~3便は直行便が就航されていますので、オークランドまでやってきたならこれでクイーンズタウンまでやってきてください。)