暖冬続くクイーンズタウン、春も間近か

クイーンズタウンは今年暖冬の８月になりそうです。今年の冬は６月下旬から７月上旬に掛けては記録的に低温状態が続きましたが、７月中旬に北風がもたらした雨が降ってからは暖冬気味になって、各スキー場は日ごと積雪が減るような日々が続きました。それが７月３０日、３１日と麓は雨だったのですが、スキー場の上のほうは久しぶりにまとまった積雪があって生き返ったようになりました。けれどこの雪も何時まで持つか？暖冬の２０１２年は当分続きそうです。

　毎年８月には上旬と中旬にまとまって雪が降ることもあるのですが、今のところ天気予報でも雪が降るような気圧配置には当分なりそうに無く各スキー場は人口雪で凌いでいる感じです。最近の最低気温は氷点下に落ちることもあまり無く、日中は１０度前後まで気温が上がり、日の当たるところでは結構暖かい感じです。

　また日の出、日の入りも６月下旬に比べるとやはり日が伸びた感じがしてきています。この８月はまだまだ日の出が遅くて。ＡＭ８時ぐらいまではまだ薄暗い感じですが、日の入りが以前より遅くなりました。６月下旬ぐらいの日の入りがＰＭ１７：００ぐらいだったのが、最近はＰＭ１８：００ぐらいの日の入りになり一日が長くなってきたなー、と思うようになりました。あと一ヶ月もすればこのニュージーランドは春の暦になって、９月最終日曜日からはサマータイムも始まります。この８月は春に向けての加速していくような月になります。そろそろ早いところでは牧場に子羊も生まれてくるようになるでしょう。

　
（８月２日ＰＭ１８：４０　週明けに雪が積もったリマーカブル山脈の頂上付近から昇る満月）


（８月３日ＡＭ０７：２０　クイーンズタウンの裏側付近に沈んでいく満月。クイーンズタウンヒルトンホテルの近く、フランクトンビーチから撮影）