今年2012年はアロータウンが人の営みが見られ始めてからちょうど150年の記念の年になります。
150年前の1862年の末に開拓者としてクイーンズタウンにやってきてたウィリアム・フォックスを初めとする3人の白人がアロー川で金の塊りを見つけてからアロータウンが出来上がり、この町は今ではクイーンズタウン近郊の観光地としても知られる小さな町ですが、ニュージーランドの中ではその短い白人の歴史の中でかなり意味のある重要な村です。そのアロータウンでは今年の10月に150周年の記念行事が色々と行われる予定です。
10月19日から22日の4日間がその記念行事の中ではメインの日時になりますが、この小さな村で盛大なイベントがイロイロと見られそうです。ちょうどこの時期は毎年クイーンズタウンではジャズ・フェスティバルが行われ、また今年はこれまた歴史的な行事になるTSSアーンスロー号の建造100周年記念行事も重ねて行われます。10月はもう春満開の時期になり牧場では子羊がにたくさん走り回る姿が見られとても観光にもいい時期になります。昨年はこの時期ちょうどラグビーのワールドカップがニュージーランド国内で行われていたこともあって海外からの観光客にはなかなかやって来れにくい時期だったのですが、今年はこのアロータウン、クイーンズタウン周辺が10月には賑やかになりそうです。
(2012年6月7日のアロータウン、バッキンガムストリート、南方向に向け撮影)
(1905年ごろのアロータウン、バッキガムストリート。上の写真で見られる建物はそのままほぼ残されています。但し右側の建物のように中身はPHARMACY(薬局)になっていたりします。写真はNZ博物館(TePapa)サイトより引用)
(2012年6月7日のアロータウン、バッキンガムストリート、南側から北方向に向け撮影)
(1905年ごろのバッキンガムストリート、上の写真撮影位置より少し手前になります。左側に写っているRoyalOakHotelは今は無く、ブティックやリカーショップ(酒屋)が入る建物になっています。)