ワナカ湖畔のポプラ並木の黄葉が見ごろを迎えています。けれど干ばつ状態が続いている為いつもなら湖畔にその黄葉の姿がきれいに映すところが、その水が干上がって湖面に映らなくなってしまっています。
今年の秋はクイーンズタウン、ワナカ周辺は本当にカラカラに乾いた状態が3月下旬からずっと続いていて、4月10日にわずかに小雨を観測した以外は快晴の日が続いています。観光客、行楽客には本当にうれしい天気が続いていると言っても良いと思います。この快晴の日は4月下旬まで続きそうです。
4月に入ってから秋もどんどん深まるように、快晴の日の次の朝は冷え込みがきつくなり、最近は1度ぐらいまでは気温が下がるようになっています。けれど快晴の日中はその日差しの元では20度ぐらいまで気温が上がり、少し汗ばむぐらいになります。この気温差がより一層木立の色づきを深めていると思います。また雨も降らないことに加えて風も穏やかな日が続いている為今年は本当にどこも黄葉の葉っぱがまだ落ち葉とならずにきれいに見られるシーズンになっています。
黄葉の名所で有名なこのワナカともう一箇所のアロータウンでは4月20日から恒例のオータム・フェスティバルが始まります。
(4月19日のワナカ湖畔の黄葉。恐らく今年では今週が一番の見ごろでしょう。)
(ワナカの湖畔の黄葉を写真に撮るなら午前中がお勧めです。)
(ワナカの黄葉ではもっとも被写体となるこの湖畔の様子も今年は湖の水が干上がってしまってあまりいい感じにはなっていません。4月19日)
(4月1日に上の写真と同じようなところから撮った湖畔の様子。この頃にはまだ湖岸線も上のほうまでありました。)
(ワナカ湖畔沿いにあるRipponワイナリーもきれいな状態になっています。但しこのワイナリーへ入れるのは4月一杯まで、5月、6月は事前予約者のみのオープンになります。)