すでにクイーンズタウンにはジェットスターはオークランドとクライストチャーチからニュージーランド国際線を運行させていますが、これに加えてウェリントンもクイーンズタウンから直行便を12月22日から就航させます。すでにクイーンズタウンとウェリントン間はニュージーランド航空が週6便飛ばせていて独占状態だったのですが、これでまたもやニュージーランド航空はお客を奪われそうです。
またクイーンズタウンからお隣のオーストラリアまでの国際線もすでにニュージーランド航空、カンタス航空、そしてパシフィックブルーの3社がシドニー、メルボルン、そしてブリスベンへの往復便を就航させているのですが、カンタス航空の子会社であるジェットスターがこれに加わって12月23日から毎週月曜日と金曜日の週2便にシドニーへの往復便を飛ばせ始めます。カンタス航空の子会社だからといって現存の週3便飛ばされているカンタス便に代わるというわけではなく12月23日以降はカンタスが週3便、それに加えてジェットスターが週2便シドニーから飛んでくることになります。なんだかクイーンズタウンは更にオージー達の玄関口へと人気を高めそうです。
それぞれ先週末に就航記念販売が行われて格安航空会社の名に恥じないクイーンズタウン/ウェリントンンの片道チケットは$7、クイーンズタウン/シドニーの片道チケットが$99で売り出されました。このチケットは直ぐに売り切れたらしいのですが、クイーンズタウン/シドニーの片道チケットのジェットスター価格は$199と他社より30%以上格安になっています。
ジェットスターは日本でも来年度末までには日本国内を飛び始めるニュースを発表したり、ゴールドコースト経由でオークランドまでの片道チケットが25000円で販売したりと相変わらず話題を集めていますが、今回のジェットスターのクイーンズタウン乗り入れ増便は日本人の観光客には少し利用価値の無いものかもしれません。それでもジェットスターを活用してニュージーランド国内を周遊したりニュージーランド旅行とオーストラリア観光を一度に行う計画が建てやすくなるでしょう。
(10月2日オークランドからクイーンズタウン空港に降り立ったジェットスター機。)
(クイーンズタウン空港内のジェットスターチェックインカウンター。カンタス航空のカウンターのお隣にジェットスター専用チェックインカウンターがあります。)