2011年5月17日火曜日

インターシティーバスも格安。個人周遊旅行にお勧め。


(クイーンズタウンをダニーデンに向かって出発していくインターシティーのバス)

 ニュージーランドの国内を周遊して観光旅行する場合、多くの人が長距離定期バスを利用します。最近はNZ国内線飛行機代金が超格安で出回るようになっていますが、さすがにこの飛行機ではニュージーランドの見所の景勝地、観光地にはたどり着くことが出来ません。そこでオークランドやクライストチャーチ、そしてクイーンズタウンなどから日本で言う高速バスである長距離定期バスを利用することになります。

 ニュージーランド全国を結ぶ路線網が最も多いバス会社は元は国営だったインターシティーです。このインターシティーも最近はニュージーランドに訪れる観光客がバックパッカー系の個人自由旅行者が増加していて、またネイキッドバスなどの競合他社などの進出、レンタカー利用者に利用客を奪われている傾向もありその料金も昨年から$1~という超格安料金を出すようになっています。

 この$1料金は観光シーズン中や、人気路線ではなかなか見つけることが出来ませんが、それでもCheap as!銘打った座席数、乗車日限定のバスチケット代が例えばファンガレイからオークランドまで$9、ダニーデンからテ・アナウまで$5などというチケットが販売されていたりします。

 このCheap as!チケットは大体乗車日間際に販売されるので売れ残りの座席だと思いますが、ニュージーランドの地元の人には利用されることがあっても海外からの旅行者には使いにくいチケットでしょう。そこで飛行機会社が最近はどこでも出している早割りのようなチケットもインターシティーでは存在します。

 インターシティーのサイトからオンラインで料金検索してみるとどの路線もほとんど料金形態がNon-Refundable(払い戻し不可)とFully-Refundable(払い戻し可、正規料金)の2種類出てきます。このNonーRefundableも座席数限定ですが、かなり格安料金で出てきます。さらに国際学生証(ISIC)やユースホステル会員証を持っていたら適用されるバックパッカー料金というのもあってこの料金がNonーRefundable料金より格安になっていたりします。

 例えばニュージーランド南島を観光旅行する際、定番とされるクライストチャーチからクイーンズタウンまでのバス料金はインターシテーでは通常$75。これがNon-Refundable料金では$55、そしてバックパッカー料金では$52までになっています。この同じ路線をネイキッドバスだと早割りで約$30、マイクロバスなどで運営されているアトミック・シャトルで$45ということでかなり料金差はなくなってきています。

 またネイキッドバスやアトミックシャトルなどが路線網に入っていないマウントクックを経由してクライストチャーチからクイーンズタウンに向かうとすると、インターシティーの提携会社であるグレイトサイツ社(GS)の大型観光バスを使って通常は$235のところが早割りのNon-Refundable料金では$89になっていたりする日があります。

 このインターシティーバスでは大型のデラックスバスがほとんどの路線で使われ、チケットの販売、そして変更やキャンセルなどはオンラインで出来ますが、ニュージーランドの全国にあるiーサイトが販売代理店でもある便利さがあります。また上記のように提携会社のバスでニュージーランドの代表的観光地マウントクックやミルフォードサウンド、ワイトモなどへの観光ツアー(日本語ガイド付き)も格安で充実しています。

 ニュージーランドの国内を飛行機と長距離バスを使って6日から10日ぐらいの短期間で周遊しようと考えている日本の個人旅行者にはこのインターシテーバスを使いこなすと快適、そして格安の観光旅行が楽しめると思います。


(インターシティーバスのオンライン料金検索&バスチケット予約ガジェット) このエントリーをはてなブックマークに追加

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