世界の人気観光都市にランクインしたクイーンズタウン

（世界の人気観光地１２位のクイーンズタウン。５月１４日ｐｍ１４：００の様子）

　世界最大の旅行口コミサイト；トリップアドバイザーにより世界の人気観光都市２０１１が今月発表されました。それによるとクイーンズタウンが世界中の観光都市から旅行者が選んだトップ２５都市の内１２位にランクインされています。南太平洋地区だけに限るとシドニーに次ぎ第２位、ニュージーランド国内では堂々のトップとなりました。

　このマイクロソフトを元親会社にする旅行情報サイトは今や世界中の旅行者が利用していると思われ、日本の海外旅行者のように旅行会社が作り上げたパッケージ旅行が主体ではなく、海外旅行も全て個人手配で楽しむ個人自由旅行者にとっては必要かつ大変便利な情報ソースになっていると思われます。だからこのトリップアドバイザーが昨年から一年おきに発表しているＴａｒａｖｅｌｌｅｒ’ｓＣｈｏｉｃｅといういわゆる口コミ人気ランキングで示される観光地やホテルなどのランキングは日本人の感覚とはどうしても違うところがあるように思われるはずです。欧米の海外旅行者による感覚からランキングがされていると思って見てみると日本人にもこれからの海外旅行の計画に参考になるでしょう。

　今年の世界の人気観光都市２０１１では１位が南アフリカのケープタウン、３位がペルーのマチュピチュ。この辺りなどは日本人には全くといって良いほど馴染みの無い海外旅行先でしょう。

　しかし世界中の都市からもう少し細かく地区別に分けられたものを見て見るとこれからその方面に旅行計画を立てている人には日本の旅行ガイドブックでは知られなかった素敵な観光地が出てきたりします。例えば今回の人気観光都市ランキングの南太平洋地区を見てみると１位シドニー、２位クイーンズタウン、３位メルボルンなどは順当なところですが、５位にバイロンベイが入っていてサーファーズパラダイスより上位、また１８位にアーリービーチなんか入っているところなどはハミルトン島ぐらいしかパーケージ旅行で訪れられない日本人には考えられないところでしょう。

　ちなみにこの南太平洋地区でのニュージーランド国内に限ると２位がクイーンズタウン、７位；オークランド、８位にミルフォードサウンド、１０位にクライストチャーチ、１５位；ウェリントン、２０位；ロトルアとなっています。またクイーンズタウンは昨年度のこのトリップアドバイザーが発表したランキングはもっと細かく分類がされていてアウトドアー＆探検部門というカテゴリーで世界中の観光地の中で１位に選ばれていました。


（トリップアドバイザーによるトラベラーズチョイス世界の人気観光都市トップ２５　２０１１）