2011年1月27日木曜日

ミルフォードサウンド・オーバーナイトクルーズはやっぱりお勧め

 世界遺産のミルフォードサウンドで宿泊できる方法をご存知ですか?しかもその氷河によって削り取られた入り江の海上で船上泊ができる方法があります。

 ミルフォードサウンドへの観光ツアーやミルフォードサウンドでの観光遊覧クルーズを行うRealJourneys社がこの船上泊が出来る船を出しています。このミルフォードサウンドではRealJourneys社のみが行うオーバーナイトクルーズです。

 このオーバーナイトクルーズはニュージーランド観光に来られる人にはぜひお勧めしたいものです。通常多くの観光客はこのミルフォードサウンドへはクイーンズタウンやテアナウから一日掛けてやってきて、観光遊覧船に乗ったらその日のうちにこの地を立ち去ってしまいます。これはこのミルフォードサウンドに大きな宿泊施設が無いからというのが最大理由でしょう。しかしここは是非1泊して欲しいところでもあります。

 ミルフォードサウンドで1泊することが出来る人だけに見ることができる夜や早朝の姿は一日の中でも世界遺産の大自然を満喫できる時間帯です。たとえこの世界でも有数の豪雨地帯であるミルフォードサウンドが雨の日であっても日中よりはそのすごさを体感できるでしょう。

 またこのミルフォードサウンドへの観光送迎を行うニュージーランド・ブリーズ(NZ BREEZE)ではこのオーバーナイトクルーズへ参加する人たちが日中、日帰りでミルフォードサウンドへ訪れる人たちより尚一層その観光送迎を楽しんでいただけると思っています。

 日中ミルフォードサウンドへ日帰りで観光にやってくる人とこのオーバーナイトクルーズに参加する人たちがミルフォードサウンドまでやってくる道のりは同じ道のりですが、断然オーバーナイトクルーズに参加する人たちのほうが時間的にも余裕があり、じっくりと観光スポットを見ながら向かうことが出来ます。またミルフォードサウンドへ向かう多くの観光バスやレンタカーで訪れる人たちと時間帯がずれることから断然慌しさが無い観光送迎となります。

 このRealJourneys社が行うオーバーナイトクルーズは料金が違う2つの船が使われています。けれどどちらに乗船しても停泊するのは風や波が入ってこない静かな入り江となってベッドに横になってもそこが海上だとは感じられないぐらいです。また夜のディナータイムからはその日に乗船したほかの海外からやってきている乗客たちと楽しい触れ合い機会が十分あります。

 日本のニュージーランド観光ツアーではあまりこのオーバーナイトクルーズは紹介されていないので日本人の乗客はめったにいないのですが、ミルフォードサウンドで唯一といって良い宿泊できる方法ということでいつでもこの予約は一杯です。是非このオーバーナイトクルーズを体験してもらいたいのですが、その計画はかなり早目から考える必要があるのでご注意ください。


(1月23日ミルフォードサウンド・オーバーナイトクルーズMilfordMariner号に乗船する乗客とそれを迎える船長。)

(1月24日オーバーナイトクルーズが終了する朝9:30のミルフォードサウンドの姿。早朝はこのミルフォードサウンドも静かな入り江の姿を見ることが出来ます。)

(ミルフォードサウンドでのオーバーナイトクルーズ、Mariner号のことを紹介したYoutubeビデオ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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