2010年10月19日火曜日
10月のマウントクックハイキング
(10月15日 マウントクック周辺は快晴、そして風が全く無い状態になってプカキ湖は”鏡の湖”状態になり、マウントクックも湖面にきれいに映っている姿がみられました。)
先日マウントクックの人気ハイキングトラック;フッカーバレートラックを歩いてきました。今年は10月に入ってから寒くて雪が降る日と、風も無くとても気温が上がって暑い日が3-4日ごとに繰り返されようなめまぐるしい月になっていますが、先週はマウントクックのハイキングもとても気持ちの良い素晴らしい日に恵まれました。
マウントクック周辺の標高が高い山肌にはまだしっかりと雪が残っていてハイキングコースも標高の高いところへと向かうセアリーターンやミューラーハットルートなどはまだ危ない状態ですが、山の麓を歩くフッカーバレートラックや、ケアポイントトラックは十分周りの景色を楽しみながら歩けるトラックになっています。
10月に入ってこのマウントクックで行われている氷河湖をボート(グレイシャーエクスプローラー)やカヌーで渡る半日ツアー(グレイシャー・シー・カヤック)や4WD車でタスマンバレーをガイドつきで訪れるツアー(タスマンバレー4WD&Argoツアー)などもすでに行われ始めています。ハイキングツアーも行われ始めていますが、本格的にガイドつきハイキングツアーに多くの観光客も参加するようになるのは11月入ってからになります。
この日もフッカーバレーにはマウントクックリリーを始めとする高原植物の花は一つも見られませんでしたが、11月に入ると白い花も咲き始めます。(けれどハーミテージホテルの近くの森の中のトラック=ガバナーブッシュトラックの中ではすでに一株ほどのマウントクックリリーの花が咲いているらしい。)
先週はとても快晴に恵まれ、風も無い日に当たり今年初めてサングラスの痕がくっきりと残るほどの日焼けを体験するほどでしたが、これから12月ぐらいまでは雪が降る日もあります。また大雨になることも、そしてフッカーバレーなどの谷間を強風が吹き荒れる日も多くあります。これから日本からこのマウントクックにはたくさんのトレッカーが訪れるようになりますが、悪天候への備えは十分して行ってください。
(10月15日のマウントクック フッカーバレートラック まだ高原植物の花は一つも見られない。)
(フッカーバレートラック終点のフッカー氷河湖にはこの日は多くの氷河の崩れたかけらが流氷のように川下に流れ出していくのが見られました。)
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