3月に入って今年もニュージーランドでの秋の味覚の代表とも言っていいブラフオイスターの収穫が始まり、このクイーンズタウンのシーフードレストランでも入荷を告げる看板が出されるようになってきました。
このニュージーランドの南島、その最南端ブラフという漁港と沖合いにあるスチュアート島との間の海峡のしかも水深60mという深い海の底に育つという牡蠣がブラフオイスターと呼ばれ、このニュージーランドの沖合いで取られる牡蠣の中では一番美味しい、世界でも最も美味しい牡蠣の一つとも呼ばれるほどの物で、一般的な牡蠣(パシフイック・オイスター)より小ぶりだけどとても肉厚があってモチモチと言った食感があります。
このブラフオイスターはパシフィック・オイスターと違って養殖は禁止されていて、自然に育ったその牡蠣を取ることが出来る時期がこの3月からと決まっていて、その収穫量も厳しく制限されている為市場に出回るのは毎年8月ぐらいまでといった短い期間になります。だから大体クイーンズタウンのレストランなどでは3月ぐらいから出回り始め、4-6月ぐらいの秋が最盛期といった感じになります。
クイーンズタウンはこのブラフからもそれほど離れていない為レストランなどでの時価で仕入れられたこのブラフオイスターもそれほど高くないのですが、ブラフから離れれば離れるほど卸値が上がっていく為、今年ブラフでの初競り値が1ダース$22~24とのことでしたが、これが北島、オークランドぐらいになると$30~$50にも跳ね上げるということで、ニュージーランドに秋に訪れた際この美味しいブラフオイスターはここクイーンズタウンで食べていたほうがお得ですよ。
またニュージーランドは海に囲まれた島国なのでこのシーフードがとても美味しいところでもあり、ブラフオイスター以外にもイセエビやマッスルと呼ぶムール貝、アワビなどが日本からの旅行者にはとても安く味わうことが出来るところでもあります。
クイーンズタウンに来たらシーフードレストランから日本食レストラン、そして屋台などでもこのブラフオイスターやシーフードが楽しめます。
ボードウォークBoardwalk (シーフードとお肉料理も美味しいレストラン。クイーンズタウンの波止場の建物の2階にあり眺めも良い場所。ここで生のブラフオイスターは$26.5/半ダースでした。3/16現在)
ワイWai (普段でもパシフィックオイスターを出していてその料理が評判のレストラン。ここも波止場の建物の中にあるけど、その湖に面した1階にある。)
ブリタニアBritannia (クイーンズタウンモール=歩行者天国の中央辺り、ルイビィトンの隣の2階にあるシーフード+お肉料理のレストラン。日本語メニューもある。シーフードチャウダーやイセエビを含めたシーフードプラッターという魚介類大皿盛り合わせメニューは評判高いメニューです。)
フイッシュボーンFishbone (上記のレストランより少しカジュアルな感じのシーフードレストラン。)
AggysShack (夜も21:00まで開いているけどChurchStreetとReesStreetの門にある屋台なので、日中の方がテイクアウェイで食べるのが気持ち良いでしょう。ここでの生のブラフオイスターはNZ$26.5/半ダース、$47.5/1ダースでした。)
2010年3月17日水曜日
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