今の時期ミルフォードサウンドへの道のりを車で走っていくとニュージーランドで見られる素敵な花がたくさん咲き乱れているところに出会うことが出来ます。
まずエグリントン川の川原には外来種ですが、観光客の人には大変人気の高いルピナスがピンク、ムラサキ、青ムラサキ色の花を咲かせています。
(12/3 フィヨルドランド国立公園内に流れるエグリントン川の川原に咲き乱れるルピナス)
そして標高の高いところでは高原植物も白い花を咲かせ始めていて、この12月はあのマウントクックリリーがたくさん道路際にも見られるようになります。
(12/3 ミルフォードサウンドへの道のり沿いに咲いているマウントクック・リリーとマウント・タルボット)
そしてミルフォードサウンドのクルーズではこの時期に真っ赤な花を咲かせることからクリスマスツリーとも言われるサザンラタが見られます。
マウントクックリリーはその名の通りマウントクック周辺でよく見られるので、この時期そのマウントクック周辺のハイキングルートには多くの人が写真を撮りに来ていますが、マウントクックでなくてもこの花はNZ南島の山の中、標高の高いところでは良く見られます。
そしてこのミルフォードサウンドへの道のりでほとんどの観光客は通り過ぎてしまうゲートルード(Gertrude)の谷はこのマウントクックが他に全部を覆いつくすぐらい咲き乱れている谷になります。この谷へはミルフォードサウンドに通じる国道から少しだけ歩いて入って行くことが出来るのですが、人影はほとんど無いハイキングルートでもあります。
マウントクックのフッカーバレールートは今の時期日本人のツアー客で一杯になりますが、このゲートルードバレーの方がマウントクックリリーの数は多くて、人も少なく、マウントクックリリーのお花畑の中に身をうずめることが出来るところです。
(12/3 マウントクック・リリーの白い花で埋め尽くされているゲートルード・バレー・トラック)
2009年12月5日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿