ニュージーランドでの人気No.1の観光地であるミルフォードサウンドは冬を迎えても訪れることが可能なところです。冬季でもその入り江が氷で閉ざされることは無いために大型観光船などで行われている観光クルーズには乗船することが出来ます。
ただやはりニュージーランドに訪れる観光客がさすがに冬季は減るので各観光クルーズの便数は減ってしまいます。
以下にミルフォードサウンドで行われている冬季観光クルーズの状況を紹介します。
クルーズを行っている会社は4つでリアル・ジャーニー(RealJourneys)、レッドボート(RedBoat)、クルーズミルフォード(CruiseMilford)、マイターピーククルーズ(MitrePeakCruise)。どこも5月から9月ぐらいまでは一日のクルーズ出航便数が減らされます。
リアルジャーニー(RealJourneys)
シーニッククルーズ(所要時間;1時間40分)11:00発($70)、13:00発($82)
ネイチャークルーズ(所要時間;2時間30分)12:55発($87)
レッドボート(RedBoat)
シーニッククルーズ(所要時間;1時間45分)11:00発($70)、13:30発($85)、15:20発($60)
ネイチャークルーズ(所要時間;2時間15分) 9:45発($75)、13:00発($90)
クルーズミルフォード(CruiseMilford)
所要時間;1時間30分 9:30発($55)、11:30発($60)、13:15発($65)、15:15発($55)
マイターピーククルーズ(MitrePeakCruise)
所要時間;2時間 9:55発($74)、12:20発($74)、14:45発($74)
以上のように各社ミルフォードサウンドの船着場から観光クルーズが冬季でも行われています。この中で日本からのパッケージ旅行などでも使われているのはリアルジャーニー社のシーニッククルーズ(13:00発)とレッドボート社のシーニッククルーズ(13:30発)でこれにはクイーンズタウンからの観光バスツアーも連動されている為、その日に日本人のお客さんがいる場合は日本語での船内解説も行われます。
クルーズミルフォードとマイターピーククルーズはリアルジャーニー、レッドボートのクルーズ船に比べてかなりサイズが小さくなり、日本語の解説もありません。また予約が両社とも必要で、もしその日事前予約が無ければ出航は取りやめになることがあります。
冬から春に掛けてはミルフォードサウンドへの道のりに積雪などがあるため、時折そのミルフォードサウンドまで車でいけなくなることがあります。それでも空路をたどればミルフォードサウンドには行き着ける日があるのでクイーンズタウンから長時間の観光バスでは無くて片道40分ほどの遊覧小型セスナ機利用でミルフォードサウンドに出かける人も冬は多くなります。
特に冬のクイーンズタウンはスキーヤー、スノーボーダーがたくさんやってきますが、お隣のオーストラリアからのスキーパッケージ旅行で来ている人やアメリカ、ロシアなど欧米からのスキーヤー、スノーボーダーにはスキー場に行かない一休みの日にはこのセスナ機でミルフォードサウンドまで往復して、ミルフォードサウンドクルーズを楽しむというのが大流行になっています。
(5/13のミルフォードサウンドクルーズ、前日まで異例の積雪があったミルフォードサウンドだけどこの日は暖かい小雨が時折降っていました。)
2009年5月14日木曜日
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