2009年1月4日日曜日

1/4 ミルフォードサウンドも年末年始は忙しい

 09年の年明けはあまり天気に恵まれることなく曇りがちの天気が続いています。気温も低めで最高気温は20度を越える日がありません。このクイーンズタウンに夏の暑さを期待してやって来た人たちには少し残念なバケーションになっているようです。

 昨日は雨の中ミルフォードサウンドにいってきました。ここは年がら年中雨が降っているところなのでこの日の雨も特別なことではなかったのですが、始めてやってくる人にとっては少し期待はずれであるかもしれません。しかし本当にここはこの雨の日にやってきて欲しいところ。

 マウントクックなどは雨の日や曇りの日はその山の姿が見えないとそこへ行った甲斐がなくなるようなところですが、ミルフォードサウンドは雨でこそその実態がよく分かるようなところ。雨でこそその自然の醍醐味がより分かるとことです。そしてそのすごさはフレームに収められた写真で見るより実際その目で見てもらったほうが200倍はそのすごさが心に焼き付けられるところだと思っています。

 先日お連れしたカップルは大雨の中そのすごさに私の期待以上に感動されて、ズーット”すごい、すごい!”といい続けていました。

 何がすごいといえば雨の後に現れる滝がすごいところなのですが、ミルフォードサウンドに雨の日に行ったら雨が降っているからといってバスや車、そしてミルフォードサウンドのクルーズ船の中に居座り続けるのでは無くて是非外に出て周りを見上げてみてください。窓から見るよりより一層そのすごさが分かるはずです。

 昨日お連れ下親子も子供達は車の中でiポッドなどを聞いているだけでしたが、親のほうが興奮して写真取り捲り状態に陥っていました。

 ちょっとここでアドバイスですが、良くこの時期には家族ずれでこのミルフォードサウンドなどの景勝地にやってこられる方々が多いのですが、親は子供達にその自然の姿を見せたいと期待してやってくるようですが、子供達に動きのない自然の良さなどまだまだ分かるはずがないと思います。これはどこの国からやってくる家族連れにも言えることで日本の子供もドイツからの子供も、インド、韓国、ブラジル、香港からの子供達もミルフォードサウンドのクルーズ船の上では雨が降っていれば船内でゲームをしたり、子供達だけではしゃいでいたりして周りの景色などにはすぐに飽きてしまいます。親は親だけでじっくりと大切な時間を共有していてください。子供達は別に不満なことなくいつもと違うところに来れるだけで満足なのですから。

 この日ミルフォードサウンドまでの道のりは朝から多くの車で一杯でした。帰路の道のりは渋滞気味でもありました。


 (ミルフォードサウンドでは雨も止んだ状態で、幻想的なフィヨルドの姿を堪能)

 (雨の後はその水量が半端なものではなくなるスターリングの滝)

 (ミルフォードサウンドで日中良く見られる野生動物のオットセイもこの日はいつもより数が多め) このエントリーをはてなブックマークに追加

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