先日NZの夏には日焼け対策が必要と書きましたが、もう一つ夏だけではないのですが、アウトドアーを楽しむにおいてNZで唯一人に危害があるのが小さなブヨみたいなサンドフライという虫がいてこの対策は絶対に必要事項になります。
NZには肉食動物や蛇、毒を持つ蜘蛛などもいない国として人のハイキングや釣り、キャンプといったアウトドアーレジャーを気兼ねなく満喫できるところとして知られていますが、ただ一つ厄介な存在がこのサンドフライです。この小さなブヨは人の血を吸うのですが、射されたらその痒み、痛み、腫れはかなりの期間肌に残ったりします。
(この黒くて小さいやつがサンドフライ)
NZ国内どこにも観られるサンドフライですが、特にミルフォードサウンドを含めた西海岸沿いの浜辺また森の中などには大量に、そして強力な(薄い衣類なども突き通してしまうような)サンドフライがいます。
このサンドフライ冬でも現れたりしますが、気温が上がって風がなくなると途端に出てきて襲われることになります。小さな羽根を使って飛び回っているので風があると飛べなくなって姿が見られなくなります。また夜は何故だか出てきません。
そして何故だか黒、紺色を好む習性があるようで、だから東洋系の人の髪の毛が黒い人などは顔、頭の周りにたくさんサンドフライに付きまとわれることになります。
これを避けるのにやはり薬局などにたくさんサンドフライ除けのスプレーなどが売られています。日本から観光でこられる人たちは日本の虫除けスプレーでも大丈夫?と聞いてくることが多いのですが、こちらで売っているものの方が効果抜群でしょう。またミルフォードトラックなどのトレッキングに出かける際はこれが必需品ですが、どうしてもいつの間にかわずかな隙を突かれて射されたりします。だから痒み止めぐらいは日本から持ってきたほうがいいでしょう。
ちなみにサンドフライ除けのスプレーなどはInsectRepellent(インセクトリピーレント)と表示が出ています。また虫射されの痒みはItche(イッチ)、虫刺されはBite(バイト)で通じます。
(テアナウの薬局では店頭で大量にサンドフライ除けスプレーが売られている。)
2008年12月13日土曜日
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