クイーンズタウンにあるワカティプ湖の色が今月からとてもきれいな青色に変わっています。その湖面の色合いはテカポ湖やプカキ湖よりきれいじゃないかとも思われるミルキーブルーになっています。
ワカティプ湖の色がきれいなミルキーブルーに変わったのは1月4日に起こった大規模な土砂崩れが原因のようです。ワカティプ湖に注ぐ川として最大のダートリバー上流で土砂崩れがあり、その日からずーっと氷河によって削られた細かい砂が入った水がそこから大量にワカティプ湖に流れ込んでいるために、NZで3番目に大きな湖でさえその湖の上層部に漂う細かな砂が青色だけを反射させて見事なミルキーブルーの色合いに目に飛び込んでくるようになっています。
このダートリバー上流で起こった大規模の土砂崩れでダートトラックはそれ以来一部閉鎖になっていますが、この土砂によってせき止められたダートリバーが長さ3kmになる湖が出来上がっているということです。この土砂崩れの土砂が1月に入ってからも断続的に降り続いた大雨によりどんどん湖へと流れ込んできているのですが、ワカティプ湖のきれいな色の姿は当分続きそうです。
ダートリバーの土砂崩れを伝えるTV3のニュース
http://www.3news.co.nz/Dart-River-flowing-again-after-slip/tabid/1160/articleID/327364/Default.aspx
土砂崩れを原因にワカティプ湖の水の色がテカポ湖のように変わったことを伝えるオタゴデイリータイムズの記事
http://www.odt.co.nz/news/queenstown-lakes/287648/lake-turquoise-tekapo
(クイーンズタウンの湖;ワカティプ湖が今、とても色鮮やかミルキーブルーの湖に変わっています。)
(ダートリバーが注ぐワカティプ湖の北の端グレノーキー周辺のほうがよりきれいな湖面の色が見られるのですが、この写真だけだとどこかトロピカルアイランドの写真に見ることもできるのではないでしょうか?)
(快晴の日のワカティプ湖は目を見張るきれいな姿に見られるようになっています。この姿は当分見ることができそうですが、永遠に続くことはなさそうですから、今のうちにクイーンズタウンに来たほうがいいですよ。)
(1月21日になってもダートリバーは大量の細かい土砂を混じらせてワカティプ湖に注いできています。この土砂採石場からのような川の流れが大きな湖に入り込むとその水の色が人の目には青色に見られるように変わります。)
(1月20日 クイーンズタウンのワカティプ湖パノラマ)
(1月21日 ワカティプ湖の北の端グレーノーキーへと向かう道のりから素敵な色合いに変わったワカティプ湖を見下ろしたパノラマ)