マウントクックへの定期便が期間限定ですが2012年の年末に復活します。12月23日(日)から1月27日(日)の5週間の間週3便、一日1往復のニュージーランド航空による国内線便がクライストチャーチとクイーンズタウン間をマウントクック経由で運行されます。
この定期便は今年は短い期間だけの限定便ですが、上手く行けば来シーズンからは夏の観光シーズン中定期便として飛ばされそうです。すでにニュージーランド航空のサイトではこのフライトルートも載せられていますし、オンライン予約で検索も可能になっています。
このニュースは昨年の11月に公表されていたのですが、一般の旅行者にはまだ認知度が低くて特にこの路線を使うことが期待されている日本からの観光客にも知られていないような感じみたいです。クリスマスからお正月、そして1月というNZの夏休み期間中で、日本人にとってはハイキングにとても良い期間中なのですが、まだまだその座席の予約には余裕があるようです。
この期間限定のマウントクック定期路線便は日曜日、火曜日、水曜日の週3回、一日にクライストチャーチとクイーンズタウン間を1往復する便になります。使用される飛行機はニュージーランド航空がニュージーランド国内の主な都市を結ぶメインの飛行機として使われているプロペラ機のATRとなる為定員座席は68席になります。恐らくこの後マウントクックのハーミテージホテルやニュージーランド航空の日本サイドはこの便の宣伝にも力を入れることになると思われるので知れ渡ることになると一気に席は一杯になりそうです。ちなみにこの便の利用は日本のパッケージ旅行では使われないと思われています。ニュージーランドへの個人自由旅行者がターゲットなっている模様です。
この路線の予約は日本のニュージーランド航空サイトからオンライン予約も可能になっていますが、日本のサイトからはクイーンズタウン/マウントクックへの片道はNZ$200/大人一人となっています。NZ国内で購入できるGrabaseatという早割り料金ではスーツケース預けを加えたチケット料金はNZ$124となっていて、この料金実はバスで3時間半掛けてマウントクックへと行く唯一の定期観光路線バス;グレイトサイツの料金と同料金になっています。飛行機でクイーンズタウンからマウントクックへは約40分の道のりです。
この路線が行われるようになるのも基本的にはクライストチャーチ又はクイーンズタウンを出発してマウントクックで一泊してからクイーンズタウン又はクライストチャーチへと一方向に抜ける行程の旅行者向けであると思いますが、もちろんクイーンズタウンをこの飛行機を使って向かいマウントクックで1泊後陸路でクイーンズタウンへと帰ってくるという行程も可能になります。
(昔マウントクック/クイーンズタウン間を飛んでいたマウントクックエアーライン時代の映像です。このようなフライトがまた12/23から復活します。飛行機はこの時代の機材ではなくATRとなるので翼が機体の上についているため翼がある部分の座席になったとしても窓から外の景色を見下ろすことが可能になります。)