クイーンズタウンの飛行場は小さくてもオーストラリアからの直行便が離発着するインターナショナルの飛行場です。この飛行場は年々拡大拡張され続けていますが、今年は特に冬を迎える前にいくつかの拡張工事が終盤を迎えようとしています。クイーンズタウンは一年中この飛行場に観光客がたくさん訪れますが、特のこれから迎える6月の冬になるとオーストラリアからのスキーヤー、スノーボーダーがたんまりとここに降り立つことになり連日大忙しになります。
小さなクイーンズタウン飛行場も6月の冬シーズンを迎えるとスキー、スノーボードを抱えた人たちで溢れ替えることになりますが、今年は特に昨年度比20%UPの3078便のスケジュール便が6月~8月にかけて離発着することが予定されていてさらに飛行場内はごった返しそうです。このため現在飛行場内では出発ラウンジの拡大工事が行われていて、まもなくそれも終了しそうです。
そしてオーストラリアからのスキーヤーやスノボーダーたちは大体このクイーンズタウンに到着したらスキーツアーに含まれているのかレンタカーでクイーンズタウンの町へと向かっていきますが、このレンタカー会社の設備もどんどん拡大しています。空港敷地内にハーツレンタカーが今までのところから移転して新たに拡張されたヤードを作り、今週ぐらいにオープンされそうです。またキャンピングカーレンタルの最大手であるMAUIはすでに空港敷地そばに大きな新ヤードを今年の3月にオープンさせています。
冬に増便されるクイーンズタウン空港離発着のスケジュール便は大体がオーストラリアからのスキーヤー、スノーボーダー向けになりNZ航空は特に現在クイーンズタウン・シドニー間を週3便飛ばしているのが8月には週9便にまで増やされます。他にはブリスベンから、メルボルンからなども増便されます。
これは日本からの観光客などにはあまり役に立たない情報かもしれませんが、シドニー経由でクイーンズタウンにやってこれる機会が増えることでもあります。NZ航空は冬のスケジュールでは日本からオークランド、クライストチャ-チに飛んでくる定期便は減便され利用客も減ります。これは日本からシドニーまでのスケジュール便でも言えることで、利用客が少なくなると空席を埋めるために直前になって格安のチケットが販売されたりします。今のところはNZ航空を使ってクイーンズタウンにやってきたほうが安上がりですが、7月、8月のチケット料金が上がるころにクイーンズタウンにやってこようと考えるけどNZ航空の日本からのスケジュールと旅行スケジュールがあわないようなときはこの日本/シドニー/クイーンズタウンと乗り継いでやって来る方法も考えられると良いでしょう。2年前ぐらいからこのような人たちが結構増えています。カンタスとJALの共同便を使ってのシドニー乗り継ぎは行き帰り共接続が結構スムーズに冬の間はなります。
(5月21日のクイーンズタウン空港ジェットスターカウンター。まだこの時期はチェックインカウンターもスムーズに流れていますが、7月、8月のスキーシーズン真っ盛りの週末などはこのチェックインのための行列が空港の建物の外まで続くことも見られるようになります。)
(クイーンズタウン空港のターミナル横に新たに出来上がったハーツレンタカーのヤード)
(クイーンズタウン空港のサイトも新デザインに代えられています。)