2011年4月9日土曜日
ニュージーランドの観光地も自粛ムード
(快晴に恵まれ、観光客もまばらな4月8日のマウントクック、ハーミテージホテルカフェテリアから)
ニュージーランドへの直行便を運行しているニュージーランド航空が特別座席数限定航空チケット販売の期間を延長させるようになりました。
3月からスマートセーバースペシャル運賃として正規割引運賃の特別版としてクイーンズタウンやダニーデンなどのニュージーランド国内線で乗り継ぎ運賃が必要な都市も含めて均一往復運賃¥76000というこれまでにない格安料金のチケットを販売し始めましたが、当初その受付終了日が4月末となっていたのが6月末までと延長されました。
恐らくクライストチャーチの地震と日本での大地震による影響でニュージーランドにやってくる乗客が少なくなった為の苦肉の策ではないかと思われます。
確かに今ニュージーランドはクライストチャーチの地震以降海外からの旅行者は減りました。そして日本での地震以降は日本人の観光客は激減したのですが、少なくなったにもかかわらずクライストチャーチ以外の観光地にはそれでも観光客の姿は見られます。
クイーンズタウンはオーストラリアからの国際線も離発着する空港があるため観光地としての賑わいは減っていないように思われ、恐らくクライストチャーチに行けない人たちがクイーンズタウンで滞在を伸ばしているのではないかと思われるぐらいです。
しかしいつもは日本人の観光ツアーバスなどがたくさん見られるマウントクックやテカポなどにはあまり観光客の姿が見られないようになっています。特にマウントクックではお昼時にはたくさんのツアーバスなどが訪れレストランやカフェテリアなどはお客で溢れていたのが、今は座席数や商品棚の調理品、そしてスタッフの数まで減らされているようでした。なんだか観光地も自粛ムードが漂っています。
逆に考えると今このニュージーランドにやってくると航空運賃は超格安で来れるし、季節も秋のとてもきれいな時期に観光客があまりいない大自然を独り占めできます。
(4月8日のレイクテカポのマウントジョンから。快晴に恵まれとても素晴らしいパノラマ風景を観光客のほとんど訪れていない空間で独り占めできました。)
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