よく日本からやってくる旅行者が到着空港から町の中に入っていくと歩道沿いにズラーッと車が並んで路上に停まっているのを見て驚く人がいます。見慣れて来ると直ぐにあたり前の風景になるのですが、これは駐車違反で停められた車ではなくちゃんとその路上駐車用のパーキングメーターがあったり、時間が決められているけど駐車しても良いところに規則を守って停められている光景です。
これからニュージーランドに観光とかでやってきてレンタカーで旅行をする人はこの路上駐車のルールもよく理解して車を停めるようにしたほうが良いでしょう。この国ではこの路上駐車を取り締まる役人は警察ではなくその公共道路を管理している地方自治体です。
この路上駐車の取り締まりは日本よりしっかりと見回りがされていると思ったほうが良いでしょう。レンタカーでもこの違法駐車の罰金はしっかり科せられます。罰金は基本的にその地方自治体の役所に支払いに行かなければなリません。
無難なところはやはりパーキングビルなどに入れるのが手っ取り早いし分かりやすいと思います。けれどどうしても町の中の路上に停めることになるのならその普通車が停めていい場所に駐車時間なども守ってパーキングすることを心がけてください。
以下にクイーンズタウンでの路上パーキングの注意点を写真で解説しています。クイーンズタウン以外のオークランドやクライストチャーチなどでも同じようなものです。

(クイーンズタウンの目抜き通りショットオーバーストリート沿いはいつも車がびっしり並んで停まっているけど別に違法駐車では無くルールに沿って停められています。)

(道路際にはこのようなサインがあってその場所の駐車規則が分かります。P=Parking駐車可能、120=120分間の駐車が可能、Pay and Display Area=この場所は有料で、パーキングチケットを車のボンネットに外から見て分かるように表示しなくてはならない、8am-6pm Mon-Sun=有料ルールが適用されるのは月曜日から日曜日、朝の8時から18時までの間=夜間は無料ということ)

(そしてこれがパーキングチケットを購入する機械。歩道に見つかるでしょう。現金のコインかクレジットカードも受付可能。大体どこでも10分単位でチケットを購入可能。そして最大駐車可能時間までのチケットが購入できるけどこの場所は2時間までがMAX)

(チケットを購入して機械から取り出したらこの写真のように車の中のボンネットの上に外から見ても分かるように置いておきます。)

(そして有料ではなくて無料で路上駐車可能なスペースもあります。そのところにはこのような上のサインと違ってPay and Display Areaという表示はされていない。この場所は120分までなら無料というところだけど、この2時間という長時間駐車可能な場所は大体町の中心のからはるか離れたところにあって普通町の中心近くであれば無料で停められる場所は15分ぐらいのところが多い。またテカポやテアナウなどの小さな町では逆にこのような無料だけど時間が決められている駐車スペースのほうが一般的)

(そして路上駐車でも普通車が停められないところもやはりあって日本と同じくバスやタクシーが停まるところなどはもちろんのこと、身障者(Disability)専用の駐車スペースもあります。これらはその道路面に黄色のペンキで表示がされているので直ぐに分かると思います。けれど良く一般車も停めて迷惑掛けているのが貨物積み下ろし用のスペースがあります。このサインは上のサインと似ているけど良く見るとLoadingZoneと表示されています。このサインにはご注意を!レンタカーなどは停められません。)

(このように初めて訪れる町では町に入ると必ずその駐車場やパーキングビルがある道路標識が出てくるのでそのサインを頼りに車を駐車する場所を見つけてください。)

(クイーンズタウンにも有料だけど大きな地下駐車ビルがあります。)
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