春一杯のクイーンズタウン

　今週、ニュージーランドはＬａｂｏｕｒＤａｙという祝日に続く３連休の週末になっています。クイーンズタウンなどの行楽地には家族連れの姿がたくさん見られるようになっていますが、やっとニュージーランドも冷たい寒波が過ぎ去ってやっと春らしい春といった感じになりました。

クイーンズタウンはこの時期毎年恒例のジャズフェスティバルが行われ、今年も１０月２１日から５日間に掛けてクイーンズタウン町の中の公園や郊外のショッピングセンター、ワイナリー、そして郊外の町アロータウンなどの人が集まるところで日中気持ちの良い日差しの元、無料屋外コンサートが行われています。

（２０１０’クイーンズタウン・ジャズ・フェスティバル。町の広場で行われている無料コンサート）

またこの時期はまだクイーンズタウンでは桜の花も満開で見られるのですが、これに併せてニュージーランド原産の木でコーファイ（Ｋｏｗｈａｉ）の黄色い花も満開になっています。この木は街路樹などに良く使われてニュージーランド全国で見られる木で、くすんだ黄色の花を枝一杯に咲かせますがあまり人々には注目を集めたりすることは無いようですが、この時期に花を咲かせ始めることから私はこれで春の実感が出ます。またこの花の蜜を求めて特にニュージーランド固有の鳥たち（トゥイやＮＺピジョン、シルバーアイなど）が集まってくるのでその姿も春らしい気分を味わせてくれます。

クイーンズタウンは今、春満開です。

（クイーンズタウン、ホテルなどが立ち並ぶワカティプ湖畔には今コーファイ（黄色の花）と桜の花が満開状態でみられます。）

（郊外の牧場では新緑が映える牧草の中にもこのような干し草用の菜種畑も色鮮やかに映える姿がみられます。）

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