最近ニュージーランドはあまり良い天気の日が続かず曇り空、もしくは雨が降る日が続いています。天気予報で雨になっていてもここニュージーランドの典型的な天気で一日中雨が降り続けることはあまり無くて、にわか雨みたいな感じでコロコロと一日の中で天気が変化します。それでもずっと快晴の一日では無いのでちょっと暗い感じの日が続いています。
そんな曇り空の日に当たった先日マウントクックに行ってきました。こんなマウントクックの姿が雲で隠れてハイキングなどが面白く無い日には是非ここのDOC事務所に訪れてみてください。
このDepartment Of Coservation、略してDOCという環境保護局とでも訳せる機関の事務所はマウントクックを訪れる人に様々なインフォメーションを提供していますが、昨年の10月から新規改装、増築オープン後今年までに掛けてはあまりたいした施設では無かった、今シーズンからその展示物などの充実ぶりが伺えるようになって、今や博物館的なビジターインフォメーションセンターになっています。
しかもこの館内への入場は無料で、マウントクックのハーミテージホテルが力を入れている有料のエドモンドヒラリー卿アルパインセンターに訪れるより断然お勧めのところになっています。
これまでにもこのDOCのインフォメーションセンターにはマウントクック周辺のハイキングなどを楽しむ際のトラック状況をチェックするなどの目的で年間22万人の人が訪れるところだったのですが、増築され2階建ての建物の中のほとんどにこのマウントクックに関する歴史的なこと、自然科学的なこと、そして登山のことなどがたくさん展示、閲覧できるようになり、これからもっと多くの人が訪れそうです。
マウントクックに行ってもし雨天などでハイキングに行かないときなどは是非このDOCのビジターインフォメーションセンターに立ち寄ってみてください。
(マウントクックのDOCビジターインフォメーションセンター。この日は終日曇天。)
(1階はマウントクックの過去から未来へと繋がる展示物がたくさん。また地図や書籍、Tシャツなどを販売するShopとDOC職員応対カウンターがある。晴れた日には正面玄関入って奥へと向かうと大きなガラス窓越しにマウントクックの雄姿が見られる。
(1階左奥の小部屋にはマウントクック登頂の歴史が分かる展示物がある。その中には過去このあたりの登山中や遊覧飛行などの事故でなくなった人たちが年代別に分かる名簿がある。その中には日本人の名前もたくさん。)
(地階には登山に関する歴史が分かる実際に使われた展示物や山小屋を再現していたり、マウントクック周辺で見られる鳥、昆虫また岩石標本もある。もちろん氷河についての展示物もある。これらが展示物として単に見るだけでなく珍しいビデオなどでも見て聞いて楽しめる。)
2009年12月12日土曜日
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