2009年7月2日木曜日

ワナカのスキーバス事情

 ニュージーランドのワナカはスキーヤー、スノーボーダーにとっての憧れの地みたいなところがありますが、今年も本格的にスキーシーズンに入ることになります。今週末にはフリーススタイルスキーヤー、スノーボーダー向けのスノーパークもOPENされ、ニュージーランドの学校も冬休みに入ることからゲレンデには家族連れも含めてたくさんの人で賑わうことになります。

 人気のスキー場の一つカードローナはすでにBaseで65cmの積雪があり、例年はまだ地肌が見えていることがある部分も全く無く、パイプ以外のほとんどのパーク施設も使えるぐらいになっています。

 このワナカの町からスキー場への交通手段は主に多くの人はレンタカーなどの車で向かうことが多いのですが、それぞれのゲレンデまで送迎バスが運営されています。ワナカのそのスキー場へのバスと言えばAlpineCoachlinesです。この会社しかないといえばそれまでですが、今年この会社の母体だったGoodsSportsというスポーツショップが撤退したことによりその運営が危ぶまれていましたが、独自に今後も通年運営をすることになったようです。

 このGoodsSportsに取って代わったクイーンズタウンに本店のあるOutsideSportsが同じ町の中のお店を引き継ぎ、バスの予約や乗車券の販売も引き継ぐようになりました。だからこれまでこのワナカに来たことがある人にとっては変更はほとんど無く、いつものように予約をして好きなゲレンデに毎日通うことが出来るということです。

 ワナカからこのAlpineCoachlinesがバスの出しているのはカードローナ、トレブルコーン、そしてスノーパークの3つのゲレンデになり、どこもワナカからの往復料金は$32/大人となります。

 カードローナだけは朝の出発便が2本あって7:45amと8:30amとなり、トレブルコーンとスノーパークは8:30am出発の一日1本だけになります。予約はOutsideSportsもしくはTELで前日の夜までに行えばいいのですが、その予約の際にバスに乗る場所を指定しておけばそこまで朝バスは迎えに来てくれます。大体ワナカの主なバックパッカーやホテル、モーテルはカバーしてピックアップしに来てくれます。そのときに料金の支払いも可能です。連日バスを利用する際はゲレンデから帰ってくる際にバスドライバーに翌日の予約を申し込むことも出来ます。

 このように予約された分だけその日のバスの数が決まるようになっていて、そのバスに乗った人はゲレンデに向かった後その同じバスで帰ってくることになります。バスドライバーは終日ゲレンデにいることになり、バスの車内には貴重品以外の運動靴やランチを残したままにしておくことも可能になります。

http://www.alpinecoachlines.co.nz/
 (やっと今年公開されたAlpineCoachlinesのホームページ。このページからもゲレンデへのスキーバスの予約が可能です。) このエントリーをはてなブックマークに追加

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