2009年5月21日木曜日

新型インフルエンザについてのニュージーランド事情 続報

 昨日、NZ政府観光局から新型インフルエンザによるNZ旅行業の影響についてのレポートが送られて来ました。これには5/19には日本で150名以上の感染者が出ていて大阪、神戸では学校閉鎖までにも発展していることも取り上げられていてこのニュージーランドに修学旅行でやってくる数が更に減りそうだということ。

 毎年ニュージーランドには6月から8月に掛けて特にオークランドやクライストチャーチには学生服、セーラー服を着た日本からの修学旅行生がゾロゾロと動いているのが目に付くのですが、08年には8000人もの生徒がやってきたのが今年は激減するだろうという懸念が表されています。

 このレポートにはニュージーランドで感染者が出たのは全て回復又は完治していて一般旅行、観光には特に懸念する必要は無いような意味合いも再度呼びかけられています。

5/20付けでNZ政府観光局が発行した新型インフルエンザに関するNZ観光業への影響レポート

 このレポートに付随して次のページでは現在ニュージーランドにやってくる旅行者に対してニュージーランドはこの新型インフルエンザに対してどのような対応をしているかが質疑応答の形で載せられています。内容的にはニュージーランドに到着する際の対応、到着して空港での対応、NZ国内で観戦症状が出たらどうするか?、治療や隔離などに発展した際の対応とその費用はNZが負担すること、そしてどのように予防するかなどが出ています。

 この中で最後に Do I need to wear a face mask? と聞かれていて、これに対しての答えは
Currently in New Zealand, if you are not sick, you don’t need to wear a mask. If you are caring for someone with suspected Influenza A (H1N1) you should wear a mask. If you are sick stay away from other people.
 ということでマスクをしていると感染者と思われるとも取れることが書いています。

 欧米ではインフルエンザに対する予防はこのレポートにも書かれていますが、手洗いが最優先となっていてマスクをするのは感染者との接触をする際ぐらいとのこと。

 確かに日本では人ごみの中で生活しているからみんながマスクをしていたら、していないと常識から外れた行動をしていると思われる心配があったりしてマスクをしなければならないようになることは分からないでもないですが、やはり外からこの光景を見ていると一種異様な感じがします。

 このことに関して朝日新聞での記事も書いていますが、マスク、マスクとあまりパニックにならない方がいいみたいですよ。
朝日新聞の新型インフルエンザに関する記事RSSフィード

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Yahooショッピングの”マスク”検索結果
 どこのお店も売り切れ状態みたい。 

イーベイでのmask検索結果
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