2/13 マウントクックのホテルはオンライン予約が簡単。

　先日マウントクックに久しぶりに行ってきました。相変わらず昼間は日本からの旅行者がホテル玄関口にはたくさん、ハイキングに訪れている観光客もたくさんの状態でした。

　ここにある唯一のホテルハーミテージはＮＺを代表するホテルと言っても良くそのロケーションと立派な施設を見るとだれもが泊まってみたいホテルであるでしょう。

　（マウントクックハーミテージホテル）

　昨年末からこのホテルの予約はオンラインで簡単に行えるようになっています。ホームページからＢｏｏｋｉｎｇ（予約）ページに入ると予約が取れる日にそれぞれの部屋ランク別の料金が出ていてクリック一つで希望の日の予約が取れます。日本語のページもあるのでこれからこのマウントクックに泊まろうと思っている人は是非このホームページから直接予約を試みてみてはいかがでしょうか?

　（MtCook Hermitage Hotel のホームページ）

　常にチェックしていればその宿泊代も時期によってかなり差があるのが分かるでしょう。今のピークシーズンでＲｕｎ　Ｏｆ　Ｈｏｕｓｅと呼ばれる部屋指定なしの格安料金価格帯でも＄３０５は掛かるこのホテルの部屋が1ヶ月を切っていわゆる売れ残った部屋の料金は＄１８３～２１４まで下がります。またオフシーズンに向かえばやはりその料金も下がるのですが、5月にはいると＄１５５まで下がっています。このホテルに一泊一部屋＄１５５で泊まれるのはかなり格安だと思います。

　今後このホテルはどんどんこのオンラインで一般の人が旅行会社を通さずに直接予約を行うことを勧めていくでしょう。昨年から日本の旅行会社は特にですがブロックでまとめて仮予約をしてしまうことを締め出しし始めています。恐らく旅行会社向けの団体料金と言うのもなくしていく方針になっているみたいです。

　これはこのホテルを経営している会社のやり方でこれまで１９９３年にミルフォードトラックガイドウォークでこの旅行会社に販売コミッションを払わない方針を成功させて以来、どんどん図に乗ってＮＺにその地でそのサービス、施設しかないものをグループ傘下に取り込み、昨年はＮＺＳＫＩ．ＣＯＭというコロネットピーク、リマーカブルのスキー場でもリフト券の販売に関するコミッションを廃止し、スキー場への送迎バスもどんどん他社の乗り入れを制限していっています。

　この次はこのマウントクックに唯一あるホテルのハーミテージで予約システムもまるっきりミルフォードトラックガイドウォークと同じようなシステムに昨年末から変わっています。時代の流れに沿った一般の個人旅行者には便利でとても楽なように思われるシステムですが、日本からの旅行会社のパッケージ旅行では今後このハーミテージに泊まるコースが減って行くかも知れません。もしくは個人で直接予約するより割高な料金を支払って泊まっていることになるでしょう。

　（2/11のマウントクック＝この日は曇り空だったけど山頂まですっきりと見られました。翌日2/12は終日雲の中）