2016年10月16日日曜日

テカポの満月一日前の夜の教会撮影

 テカポでも満月の明かりの元ではやっぱり満天の星空は見れません。そんな時には月の明かりを利用した夜空の撮影も面白いのではないでしょうか?10月15日は満月の一日前でしたが、雲の無い夜になったテカポで月光写真にチャレンジしてみました。

 10月15日のテカポは朝から快晴に恵まれ、湖も素敵なミルキーブルー色で光り輝く一日になりました。この辺りは先週にかけて寒波が11日と13日の2度に渡って通り過ぎて、10月始めにはほとんど冬の雪が消えかけていた山の上も雪化粧が戻って来ました。そのおかげで15日はとても素敵な風景が見られる春の一日になりました。そんな雪化粧した山並みと、小さな石造りの教会(良き羊飼いの教会)とミルキーブルーの湖の姿を一枚の写真にとらえてみようと満月(実際は満月の一日前)の明かりの元で写真撮影にチャレンジしてみたということです。

 
10月15日にテカポでの月が昇ってくるのがPM18:40ぐらい、日の入りがPM19:50.そしてテカポの東の山並みから月が顔を見せる時間には良き羊飼いの教会や東の山並みが夕焼けで映える日にもなりました。この写真はPM19:30に撮影したものです。この夕焼けもテカポは素敵なところです。)


(10月15日の日中は快晴に恵まれ、空のスカイブルーとテカポ湖の湖のミルキーブルー、そして雪化粧した山並み、教会の周りはもうすぐ咲き始めるルピナスの葉っぱなどの新緑が映えて鮮やかな色合いの風景写真が撮れました。


(これが満月の一日前の明かりの元にPM23時に歩道橋から撮った写真です。ISO2500,F3.2,SS/5秒といったセッティングで撮りました。歩道橋からだと教会、湖の端の山並みが北側になり、月はほぼ真上の北寄りにあります。月の明るさがいかに明るいかが分かるでしょう。それにしても教会の周りは月夜でも、夜中でもたくさんのカメラマンが集まっているのが分かるでしょう。)


(日中に教会の写真を撮った場所と同じところからPM23:10ぐらいに撮った月光写真です。夜に撮ったことが分かるかもしれませんが山並みの上には星も捉えています。雪山と教会、湖のミルキーブルー、そして星も少し一枚の写真にとらえているつもりで自己満足です。)


(少し北よりの湖畔近くまで移動して撮った写真です。少し月明かりを後ろから浴びるようにすると雪山は入りませんが星の数は増えます。南十字星ぐらいの明るい星は満月でも肉眼で見つけることができるのですが、さすがに月の明かりがある夜は(半月でも)銀河、天の川までは映し出すことは難しいでしょう。)

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