2016年8月16日火曜日

テカポの月夜はもちろん明るい

 ニュージーランドのテカポで星空を見るのにやってこようと思っている方は月が出ているときはやっぱり星空は見えにくくなることを知っておいた方が良いでしょう。

テカポで満天の星空を見ようと日本からたくさんの人がやってきてますが、結構こちらに来てからその日の夜に月が出ている時間にかち合うことを知って、それでも星空ツアーに参加して、月が思っていた以上に明るくて満天の星空までは見れなくて、月のクレーターを望遠鏡で見て帰る人が結構います。およそ満月の日の前後5日間ぐらい(=ひと月に10日)は星が見れる夜にはこの月の光が満天の星空を見ることを遮ること覚えていたほうが良いでしょう。但し全く星が見れないわけではなくて南十字星などの明るい星は見えるでしょう。天の川やその中の星雲などはさすがに見えにくくなります。こんな月夜に星空ツアーに参加しても星は見えるわけだから返金はありませんよ。

先日、そんな満月の夜の5日前でも月明かりがとても明るい夜中にテカポの教会のところで星空撮影にチャレンジしました。


(8月14日の夜は満月の5日前。その月が西へと向いた時間ごろから撮影に乗り出した写真がこれです。南十字星は良き羊飼いの教会の上にしっかりと写っています。天の川はさすがに明るすぎてみることもできませんでした。月が明るいおかげで夜道はヘッドライトなくても充分歩けます。)


(このテカポの教会は撮影スポットとして日中から観光客が絶えないのですが、夜中も星空と教会を写真に収めようと思う人がたんまりやってきます。およそ冬の時期ならPM11時ぐらいまではひっきりなしに一眼レフのカメラを持った人が教会にやってきます。この教会の周りには外灯などは無く真っ暗なので、星空と教会のシルエットを写真に撮りたい人にはいいところなのですが、ここに訪れる人はそんな写真よりも教会と星空とそして人物も一枚の写真に収めたい人もやってきます。そんな人たちやファインダーを覗いても真っ暗だから教会の位置やカメラのピント合わせのためにも絶え間なくこの教会の建物はスポットライトで照らされます。月夜のこの夜でさえこの写真の状態がずーっと続いたのですが、真っ暗な月の明かりがない夜には足元を照らすため、又はカメラのセッティングの為のヘッドライトがたくさん交錯することになります。)


(月が明るいときには月光写真もいいのではないでしょうか?この湖の方角が北になるのですが、南半球のNZでは月も一番高い位置には北にあります。このときはすでに月が西方向にかなり傾いていたのでこのようなテカポ湖の北方向の月光写真が撮れました。)


(西方角から月の明かりを浴びたテカポの良き羊飼いの教会の月光写真です。冬の時期は周りの山が雪化粧して月夜にはこれがきれいに見れます。) このエントリーをはてなブックマークに追加

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