2016年7月12日火曜日

冬のミルフォードサウンドまでの道のり7月11日

 冬にもミルフォードサウンドには行けます。7月11日にそのミルフォードサウンドまで行ってきた様子を写真と共に紹介します。

 今年のニュージーランドの冬は全般的に暖冬となっていて雪が非常に少ない冬になっていますが、さすがに気温は冬らしい気温になっています。クイーンズタウンからミルフォードサウンドへ一日観光で冬に訪れる際はなんといってもこの気温が低いことから午前中はどこもかも凍り付いている世界が続き、霜が霧氷となっていたり、標高の高い切り立った山並みは雪化粧した姿を見上げながら観光が楽しめます。けれどフィヨルドランド国立公園に入ってからの道路はいたるところで凍結路面が出てきます。これが一番心配事になるでしょう。

 この道路の凍結よけに細かい砂利が路上にまかれています。またその路面が凍結していそうなところの手前にはちゃんとこの先に路面が凍結していることが分かるようなサイン(Black Iceというサイン)が冬の間は設置されています。この砂利が巻かれているところを加速したり、強くブレーキを踏んでしまうとやはり後輪が振られたりします。そこでさらに急ブレーキをかけてしまうと制御不能に陥るかもしれません。7月11日のミルフォードサウンドへ行った帰り道で、ホーマートンネルを抜けて下り坂に差し掛かるところでは車が一台土手の下に落ちているのがありました。よく見かける光景です。冬にミルフォードサウンドに行くことは可能ですが、スピードの出しすぎには充分注意しましょう。

 
(冬のミルフォードサウンドへの道のりはさすがに寒いです。特に前の晩が晴天の夜の翌朝は霜がびっしりと降ります。7月11日のエグリントン・フラットも霜が降りて真っ白な平原となっていました。これでAM10時半ぐらいです。)


(7月11日のミルフォ-ドサウンドへの道のりは晴れ間が少し覗く曇り空で、風が無い午前中でした。ミラーレイクも朝方はしっかり湖面がたたずみ対岸の山並みもしっかりと湖面に映していました。けれど、ここの湖畔沿いの遊歩道は森の中にあることから冬の朝は特に凍り付くような気温になっています。)


(ミルフォードサウンドへの道のり途中の見どころスポットの一つモンキークリークではよくケアが現れます。この日は私の車が2羽のケアの標的となり、いたるところをかじられる攻撃に会いました。おかげでその場、その時間帯に居合わせた日本からの観光ツアー客に車と一緒に写真を撮りまくられるパパラッチ被害となってしまいました。)


(今年は7月にしてさほど雪が降っていないミルフォードサウンドへの道のりで、ホーマートンネルの辺りも麓は全く雪が積もってもいなくて、まして山の上にもあまり雪が積もっていないので雪崩の心配など皆無の状態でした。)


(ミルフォードサウンドに到着したら少し雨が降り始めましたが、観光には全く影響のないほどの小雨の日でした。けれどここは冬でも大雨の心配があるところです。明日の7月13日から3日間ぐらいはここは大雨警報が出ています。標高の高い山並みは積雪がありそうな天気予報が出ています。こんな天気予報が出るとミルフォードサウンドへの道のりにはスノーチェーンを車に積んでくることが義務付けされます。これを怠ると罰金処置になります。テアナウのガソリンスタンドなどではスノーチェーンのレンタルが行われています。)


(この日は鳥好きのお客さんだったので、ミルフォードサウンドからクイーンズタウンへと帰る途中で特別サービスとしてテアナウの野鳥園に立ち寄りタカヘを見てきました。冬でもこの野鳥園では飛べない鳥のタカヘが策の中で放し飼いされているのを見ることができます。)
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