2016年3月31日木曜日

ワナカのMust Do!ロイズ・ピーク・トレッキング

 ワナカの絶景が見られるロイズピークに上ってきました。このトレッキングルートは今やワナカに訪れる個人旅行者にとってのMust Doの無料アクティビティーとして知れ渡っているみたいです。この日も日本の山を上っているような錯覚を起こすぐらいの人がたくさん歩いていました。

 ロイズ・ピーク・トラックは標高1578mの山まで牧場の中の道を歩いて登っていけるトレッキングルートです。その道のりで見られる景色はNZの景観の代表するような絶景が拝めます。急斜面を延々頂上まで登って行く、往復では16km、通常6~7時間かかるトレッキングルートです。

 このトラック自体は牧場の中の道のりを歩くために迷うことない、そして危険な箇所も見られないDOCのカテゴリーではEasy Walking Trackトなっています。ただ、NZらしい牧場の中の北向きの山肌ということもあって水場は無く、森などの無い=木陰が無い=日当たり抜群=日焼け最高の道のりを延々歩くことになります。そして頂上付近は風にさらされるところとなるため夏でもウィンドブレーカー及び暖かい服が必要になります。この日も麓では半袖&半ズボンで大丈夫だったのですが、頂上で休憩するときは長袖&長ズボンになりました。

 ワナカでの大人気のトレッキングルートですが、町の中からは6kmほど離れたところに入口があります。この沿道はバスや公共交通手段はないためにレンタカーなどの車が無ければちょっと行くには難しいところになるでしょう。


(ワナカの町から6kmほど離れたところにあるロイズピークトラックの入り口。この場所から見上げる山の頂上まで登って行きます。この入口の標高は320mほどです。)


(このトラックはここ3-4年で海外からのバックパッカー系の人たちに知れ渡るようになっているみたいです。おかげで夏のシーズンの間駐車場に収まりきらない車、キャンピングカーなどが沿道の脇に停められています。これが終日続きます。だからこの道は100km制限の公道ですが、この駐車場がある前後100mほどは50km制限の区間になっています。)


(このトラックは基本的に牧場の中の4WD車道を歩きます。だからたくさんの牛や羊に遭遇します。もちろんたくさんの糞が落ちています。そんな山肌の斜面を大きくジグザグに上って行くのですが、結構急な4WD車道です。)


(登り始めてすぐからワナカ湖やワナカの町並みを見張せます。いわゆる上りも下りもこの景観を眺めながら歩いていけるのですが、視界を遮るものない北向き斜面でもあり、日当たり最高、風当り最高の道のりにもなります。)


(標高1000mぐらいから山肌にはタソックだけが生い茂る道のりになって行き、頂上付近は岩肌だけが見られる山肌になって行きます。)


(頂上にも近い1350mの標高まで上ってくると峰に差し掛かり、それまでは見られなかったこの峰の裏側に広がる景観を拝める道になって行きます。座って景観を眺めたり、小休止にはぴったりのスペースが広がるためにここで多くの人は休憩をしてます。)


(ロイズピークトラック途中の峰に差し掛かったところからのパノラマ景観。)


(この峰からの以降頂上までの景観がこのトラックのハイライトになるでしょう。ワナカ湖が北の端まで見渡せますが、なんといっても遠くに氷河を頂くマウント・アスパイアリングも見渡せるのが最高です。)


(峰から頂上まで残り20~30分ほど。急こう配の道のりになりますが、ここまで登ってきたなら頂上まで行った方が良いでしょう。)


(頂上付近の道のりではそれまで登ってきたジグザグのトラックを、そして車を止めた駐車場までも見下ろせます。)


(ロイズピークの頂上。ここには電波塔がありますが、スペースがあまりない場所にもなります。また山肌を駆け上がってくる冷たい風にさらされる場所でもあるためにあまり長居はできないかもしれません。)


(ロイズピーク頂上からはワナカ湖のほぼ全景とマウントアスパイアリングが遠景で見晴らせます。)


(ロイズピーク頂上、ワナカの町とワナカ湖、そしてマウントアスパイアリング方面のパノラマ景観)


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