2015年10月29日木曜日

ルートバーントラックを2泊3日で歩きませんか?

 NZの人気のトレッキングルートとしてルートバーントラックを来年は2泊山小屋に泊まりながら3日間かけて歩いてみませんか?ミルフォードトラックを歩こうと思っていたけどすでに山小屋の予約が埋まっていることに気付いた人にはこちらのトレッキングルートもお勧めです。

今日の10月29日の段階でルートバーントラックの2016年の山小屋予約状況は2月、3月というトレッキングには最適なシーズンでもまだ山小屋の予約が埋まっていない日がたくさんあります。さすがに2月中旬から下旬(2/13~2/24)の期間はすでに埋まっていますが、2月上旬、下旬、そして3月にかけてはまだ個人ウォークで歩けるチャンスが残っています。ミルフォードトラックの方がすでにサマータイムも終わった後の4月16日から16シ-ズン最終日の4/24までしか山小屋の予約が取れない状況になっているので、是非NZのトレッキングを個人ウォークで歩いてみたいと思っている方はこちらのルートバーントラックを歩いてみるのもいいと思います。

ルートバーントラックを個人ウォークで歩こうと考えたらまず最初にやるべきことは2泊する山小屋の予約が必要ですが、個人ウォークの場合はDOCのサイトからオンライン予約が可能です。英語サイトですが、日本からでも旅行会社などに仲介してもらわなくても予約が可能です。だから世界中のトレッカーがミルフォードトラックを歩こうと思っていたけど、すでに歩こうと思っていた日程では予約が取れないと気付いた人たちがこちらのルートバーントラックに流れて来ます。これから12月ぐらいかけては16'の2月,3月もルートバーン・トラックの個人ウォーク山小屋も一杯になることが予想されます。今ならまだNZの代表的トレッキングールートを歩いてみるチャンスがあるということです。

http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/fiordland/places/fiordland-national-park/things-to-do/tracks/routeburn-track/
DOCのルートバーントラックの紹介ページ

ルートバーン・トラックの山小屋予約と予約状況チェックはこちらで可能。https://booking.doc.govt.nz/Menu.aspx?sg=RBN


(15'~16'のルートバーントラック・個人ウォークのシーズンは10月27日から始まっています。10月28日にルートバーン・フラットハットからルートバーンフォールスハットへと向かう女性3人組のトレッカーを見かけました。これから来年の4月27日まではこのようなトレッカーが毎日見られることになります。)


(ルートバーントラックの山小屋にはシーズン中ワーデン、もしくはレンジャーと呼ばれる管理人が駐在していて、携帯電波の届かないこのルート上の気象状況やトラック状況を毎晩知らせてくれます。そして毎朝このような掲示板に掲示してくれます。この読み取りが難しいかもしれませんが、この日のトラック状況は雪崩の可能性が高いためレイクハリスからハリスサドルは閉鎖されていて、2泊目となるレイク・マッケンジー・ハットまでは歩いて行けないということ、そして木曜日と金曜日にかけて積雪が標高400m、もしくは700mまで降りてくるでしょう、ということが書かれてます。まあシーズン初めの10月下旬から11月上旬に掛けては例年あることです。)


(ルートバーンフラット・ハットの宿泊部屋の様子。このように2段ベッドがどの山小屋にも有って、このベッド数だけがその日の宿泊できる人数となります。=このベッド数以上その日はルートバーントラックを2泊3日掛けて歩くことが出来ない。=予約をしておけば、ベッドの確保は確実=早い者勝ちでベッドを確保しなければならないことはあり得ない。マットレスがついています。=寝袋持参だけで充分。但しこの個人ウォークの山小屋は男女相部屋。電灯、暖房設備はベッドルームにはついていません。)


(山小屋のキッチンにはシーズン中は水道水が自由に使え(この水も飲料水です。)、ガスコンロが設置されています。=ガスボンベを持参する必要はない。だから食器、食料を2泊3日分持ち歩くことになります。)


(シーズン中、山小屋のトイレは水洗トイレが利用できます。男女兼用ですが、毎日きれいに清掃されています。また紙も常備されています。=トイレットペーパー持参必要なしです。ルート途中にあるトイレは水洗トイレではありませんが紙、もしくはサニタイザーが常備されてます。ちなみにハットにはシャワールームなどは有りません。=2泊3日の間シャワー、風呂などは入れない。但しルートバーントラックの場合は多くの人が山小屋周辺、もしくは歩いている途中の川や滝の下や湖で泳いでいたりしています。)


(山小屋のリビングルームはどこもこんな感じです。どこもこちらの1月、2月でも積雪があるぐらい冷え込むことがあるので暖炉があります。雨の日の後などはこの暖炉の周りに宿泊者が集まって夕食を取っていたり、歓談の場になります。世界中からトレッカーと知り合うことのできる良い時間となります。このリビングルームは太陽電池パネルを利用した電灯がともされます。)

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント: