2015年9月13日日曜日

全日空羽田・シドニー便でNZに来れるかも

 全日空が今年の12月から羽田発着でシドニー線を就航することをご存知の方も多いでしょう。もしかしたらこれを使ってシドニー経由でNZにやって来れるかもしれません。

15年12月11日より全日空としたら16年ぶりにオセアニア路線を単独で就航させます。しかも成田ではなく羽田発着で。この路線からシドニー経由でNZのオークランドやクイーンズタウンにも乗り継ぎ一回でやって来れるかもしれません。全日空はスターアライアンス系の航空会社なので、同じ系列のNZ航空がシドニー/ニュージーランド間をつなぐようになると両飛行機会社や旅行会社でもこのチケットが販売され始めるように思えます。これは結構現実味のある話だと期待と共に私は思っています。

まだ全日空はこの羽田・シドニー間だけの集客に忙しいようで、そのサイトにも書かれているようにオーストラリア国内のシドニー以遠のオーストラリア国内乗り継ぎ料金は今年の秋に発表されるということなので、それが決まればシドニー経由のNZへの乗り継ぎも発券可能になるのではないかと思っています。

これまでにもNZ航空は日本とニュージランドの往復を自社便の直行便以外に日本とNZの間に香港や上海を経由するチケットも販売してきました。その日本と香港間や上海間は全日空の機材が使われていたので、逆に日本/シドニー間は全日空、シドニー/ニュージーランド間はNZ航空機材が使われるコードシェアー便が出てくることは十分予想できます。

 12月11日以降の羽田・シドニー間のスケジュールではシドニー乗継でオークランド往復ならシドニー乗継時間2~4時間ぐらいでスムーズに日本とNZを往復可能です。クイーンズタウンにもこのNZ航空のクイーンズタウン/シドニー間の飛行機に乗り継ぐことができるのですが、11月以降、こちらの夏のシーズン中は日本からやってく来るときにシドニーで1泊必要ですが、帰路はシドニー乗継ぎ、4時間ほどで羽田行きへと乗継ぎ間可能です。

 すでに今年はカンタス航空が羽田発着でシドニーへの往復路線を8月から就航し始めていますが、これまでにも冬のクイーンズタウンにこのカンタス航空の羽田発着便を使ったスキーヤー、スノーボーダーが日本からたくさんやってきました。その中の多くはクイーンズタウンまで日本からやってくるのに往復ともにオークランドを経由しなければならないので、それがシドニーになって、しかも成田発着ではなく羽田になったことによりやはり便利になったという声が占めていました。料金的にはさすがにNZ航空の方が安いのですが、さほど差額はありません。

 夏のNZ観光は大自然が見られる南島へとオークランド経由ではなく全日空を使ってシドニー経由でクイーンズタウン往復を考えて始めていいのではないでしょうか?

 また、NZ南島の玄関口の一つであるクライストチャーチにはNZ航空も今年から日本からの乗り入れは欠航として、クライストチャーチに直行で日本からやって来れる便は無くなったのですが、羽田発着の航空会社の一つで中国南方航空がこれまた12月から広州/クライストチャーチ間の定期便を就航し始めます。だから羽田から広州で乗り継ぎ一回でクライストチャーチには往復できるようになります。広州での乗り継ぎ時間も3~5時間ぐらいでストップオーバーで1泊などすることなく往路も復路も往復できます。このチケットはすでにスカイスキャナーなどには検索結果で出てきます。料金は14万円前後とさすがに格安です。もし中国系の飛行機会社でも気にかけない個人旅行者ならこの12月以降はNZ南島にこの中国南方航空を使ってやってきてもいいのではないでしょうか?


(9月13日 クイーンズタウン空港からシドニーへと旅立っていくNZ航空機。このような感じでNZ航空と全日空を使って羽田から往復できる日も近いはずです。)

https://www.ana.co.jp/international/promotions/sydney/
(全日空の羽田・シドニー就航記念チケット販売サイトぺージ https://www.ana.co.jp/international/promotions/sydney/
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